【写真】岡田准一らが登壇した『来る』製作報告会フォトギャラリー
同作は、映画『嫌われ松子の一生』や『告白』を手掛けた中島哲也監督の最新作。第22回日本ホラー小説大賞を受賞した澤村伊智の『ぼぎわんが、来る』を原作に、“あれ”に狙われた人々の心の闇を描く。報告会には、黒木華、小松菜奈、妻夫木聡、柴田理恵と、企画・プロデュースを務めた川村元気も出席した。
今作で中島組初参加となる岡田は「やっと中島さんとお仕事ができうれしかった」とニッコリ。しかし、ホラーが苦手な岡田は台本をなかなか読めなかったそうで、「面白いんですけど、めちゃめちゃ怖くて。中島監督じゃなかったら、やってなかったかもしれないです」と苦笑いも見せた。
また、同じく初参加となる黒木も「中島監督の映画が好きで、脚本もすごく面白くて、インするまでワクワクしていた」と楽しみにしていた様子。一方、中島監督とは映画『渇き。』以来となる小松は、「オファーを頂けると思っていなかったので、プレッシャーで怖かったけど、うれしかったです」と笑顔で語った。
会見では、キャスト陣から中島監督のエピソードが続々。
三重ロケが東京でリテイクされたこともあったそうで、妻夫木からは「岡田くんより先にアップする予定が、岡田くんの後になりました。本当に妥協のない人で素晴らしいんだけど、ただ一つ口が悪いんですよね…」とクレームが。岡田も「僕もことあるごとに、『賞とってるんだからさ』って言われて。すごいディスられてた感じでしたね」と愚痴っていた。
映画『来る』は12月7日より全国公開。