女優の稲森いずみがWOWOWオリジナルドラマ初主演を果たす『連続ドラマW それを愛とまちがえるから』(WOWOWプライム/2019年2月9日より毎週土曜22時)に、鈴木浩介仲里依紗安藤政信が出演することが決定した。愛と情と欲望の間でさまよう大人たちに扮し、絡まった愛のドタバタ劇を展開する。


【写真】新ドラマで鈴木浩介の不倫相手を演じる「仲里依紗」

 直木賞作家・井上荒野の同名小説を基にした本作は、結婚15年目を迎えて幸せな人生を送っていたが、セックスレスになってしまった夫婦の行く末を笑いあり、涙ありで送る大人のためのラブコメディ。『最後から二番目の恋』の演出を手掛けた宮本理江子がチーフ監督を務める。

 鈴木は、夫婦のセックスレスに悩んだあげく、“真面目に一生懸命な不倫”に走る主人公・伽耶(稲森)の夫・匡役を演じる。匡は大手スーパーに勤めるうだつのあがらないサラリーマンで、大らかで人のよい性格な一方、それが逆に身近な人を傷つけていることに気付かない鈍感な一面を持つ。

 仲はそんな匡の不倫相手・朱音役を担当。自分の好き嫌いがハッキリしているサバサバした性格の整体師で、結婚に対してクールな価値観を持っているようにみえて、本気で人を好きになることへの臆病さを隠しているそう。

 稲森同様、WOWOWオリジナルドラマに初出演する安藤は伽耶の恋人・誠一郎に扮する。誠一郎は、「遠野ゆきえ」というペンネームで少女漫画を描く人気漫画家。身も蓋もないことを言うだらしない人間だが、実は繊細な心の持ち主で、ある問題を抱えているという。

 鈴木は「作中にはライブ感もあり、テンポが速い4人の芝居の掛け合いは大変でしたが、皆で力を合わせ、とても面白い作品になったと思います」とコメント。仲も「シーンひとつひとつがとても長く、ぶっつけ本番で撮影した時もあり、なかなか大変でしたが、不思議と楽しい現場でした。監督がいつも楽しそうに演出して下さっていたので、私も安心して演じることができました」と、現場の充実ぶりを明かした。


安藤は「初めて台本を読んだときは、クスクスと笑える面白い作品だなと思いました。台詞が多い長回しの撮影に苦労もしましたが、今回、皆さんとご一緒させていただいて、今まで以上に芝居を好きになることができた思い出深い作品です」と、自身の演じた作品の印象を振り返っている。

 『連続ドラマW それを愛とまちがえるから』は、WOWOWプライムにて2019年2月9日より毎週土曜22時放送(全5話・第1話無料放送)。
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