かつてない映像表現で描かれる“スパイダーマン”の新シリーズ『スパイダーマン:スパイダーバース』から、日本版の最新予告編が解禁。公開された予告編では、ロックバンド凛として時雨のフロントマン、TKによる書き下ろし主題歌を聴くことができる。


【写真】『スパイダーマン:スパイダーバース』ビジュアル&TK from 凛として時雨

 本作は、ニューヨークを舞台に、新たなCGアニメ映像で描かれる往年の人気シリーズ“スパイダーマン”の新作。主人公は名門私立校に通う中学生、マイルス・モラレス(吹替版声優:小野賢章)。自分自身の力をまだうまくコントロールできないマイルスが、長年スパイダーマンとして活躍するピーター・パーカー(声優:宮野真守)を師とし、さまざまな壁にぶつかりながら一人前のスパイダーマンとして成長していく姿を描く。

 このたび公開された日本版最新予告編は、吹替版声優でピーター・パーカーを演じる宮野による「これは私の物語ではない。そう、彼マイルスの物語だ」というナレーションからスタート。マイルスはピーターの指導のもと、一人前のスパイダーマンになるための訓練を開始する。激しいアクションシーンなどが矢継ぎ早に映し出される。さらに時空の歪みにより、女性スパイダーマンのスパイダーグウェン(声:悠木碧)も次元を越えてマイルスの世界にやってくる姿も描かれる。

 またこの予告編には、TK from 凛として時雨が本作の日本語吹替版のために書き下ろした主題歌『P.S. RED 1』も収められている。作詞作曲を手がけたTKは同曲について「ごく普通の少年が抱いている葛藤やコンプレックス」「そういったものをちゃんと自分の中にある葛藤と結びつけて、それをどれだけスパイダーマンの世界と繋げられるか、ということと、言葉遊びなどで疾走感を出したり、その中にメッセージを込めるというところをすごく意識しました」と語っている。

 映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は、2019年3月8日より全国公開。
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