【写真】『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)製作会見フォトギャラリー
1997年公開の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりとなる今作は、車寅次郎(渥美)の甥・満男(吉岡秀隆)と、満男がかつて思いを寄せたイズミ(後藤久美子)のその後の物語。別々の人生を生きてきた2人を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そしてくるまやを囲む人々が描かれる。すでに吉岡、後藤、倍賞、前田のほか、夏木マリ、浅丘ルリ子も出演することが発表されている。
池脇は、小説家となった満男(吉岡)の編集担当・高野節子役。池脇は「『男はつらいよ』は子どもの頃、親にいっぱい見せてもらった記憶があります。今回、寅さんに出られるということにすごくびっくりしましたし、嬉しかったです」と喜びのコメント。続けて「山田組は緊張感があって、でも厳しいというよりは優しく、細かく。山田監督が書かれた脚本にプラスして、現場でも監督がその時々に求めていることに応えられたらいいなと思い、撮影に臨んでいました」と振り返る。
一方、満男の娘・諏訪ユリを演じる桜田も「オーディションに受かった時は飛び跳ねて喜びました! 家族は勿論、祖母が特に喜んでくれました」と出演の喜びを明かす。続けて「撮影初日はとても緊張していたのですが、みなさんが温かく迎えてくださったので安心して撮影に臨むことができました。監督からは『変に作り込むのではなく、台本をきちんと読んで、自然体で来てほしい』とアドバイスを頂いたので、山田組に身を任せて沢山のことを吸収したいと思い、頑張りました」と撮影時の様子を明かした。
そのほか、山田組常連の橋爪がイズミの父親・及川一男を、小林が満男の義理の父親・窪田を演じるほか、立川が劇中でも噺家として出演。
また、山田組初参加として、カンニング竹山が節子の勤務先の出版社の編集長・飯田を、濱田は書店の客を、林家はケアセンターの職員を演じる。
映画『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)は2019年12月27日より全国公開。