【写真】『後妻業』最終回フォトギャラリー
本作は、黒川博行の同名小説を連続ドラマ化した痛快サスペンス。大阪を舞台に、独身の資産家を狙って遺産相続目当てで結婚詐欺を行う“後妻業”の女を主人公に、ひとクセもふたクセもある登場人物たちの欲望や思惑、恋模様が複雑に交錯していく。
柏木の嫌な予感が的中し、詐欺だと見破られた舟山(中条きよし)は、態度が豹変して小夜子に激しい暴力を振るう。部屋に駆けつけた柏木は、傷つけられ、恐怖で涙を流す小夜子を見て怒りが頂点に。すぐさま舟山に報復するが、それがあだとなり、舟山の息子で暴力団員の喜宜(松尾諭)から後妻業をネタに脅迫されてしまう。しかし実はその裏で、柏木は博司(葉山奨之)を使って、ある工作をしていた。
そのころ、本多は、小夜子が夫を始末するよう、柏木が裏で手を引いていた確固たる証拠を手に入れる。本多は「何が何でも金を巻き上げてやる」と鼻息を荒くするが、話を聞いた朋美は、離婚して落ち込んでいるとき、遠回しに元気づけてくれた小夜子の顔がチラついて素直に喜べない。
数日後、本多に証拠をマスコミにばらまくと脅され、ついに観念した柏木は、情報を3000万円で買い取ることを了承。そんなこととはつゆ知らず、傷が癒えた小夜子が「次の獲物を探して」と催促すると、柏木は「それより先に、片付けなあかんことがある」とある話を持ちかけて…。
ドラマ『後妻業』最終回は、カンテレ・フジテレビ系にて今夜3月19日21時放送。