【写真】映画『Diner ダイナー』インタビューに登場した武田真治
本作は、平山夢明の小説『ダイナー』を藤原竜也主演、蜷川実花監督で実写化した作品。極上の料理目当てに殺し屋が集まる食堂(ダイナー)を舞台に、平凡な女・カナコ(玉城ティナ)がウェイトレスとしてやってきたその日から始まる殺し合いゲームを描く。
武田は本作で仲間たちとバカ騒ぎを繰り広げる、酒と女が大好きな殺し屋・ブロを演じている。目の周りを真っ黒くメイクし、胸には大きなタトゥー、なぜか上半身裸と、ビジュアルからしてインパクト抜群のキャラクターだが、武田は「この扮装は楽しかった」と笑顔を見せる。
しかし、一方で出演シーン全編にわたって見せつけた裸体については、「全然なんです、僕は。筋肉キャラと言われているけど申し訳ないぐらいで」と謙虚。実は本作は『筋肉体操』以前に撮影されたものだそうで、現在の肉体を作り上げる前の体が映っているのだと武田は言う。
「蜷川実花さんが5年前に『月刊MEN 武田真治』という写真集を作ってくださったんです。それをきっかけにして、僕自身、自分の肉体の仕上がりを隠さないようになってきました。それで、少しずつ人に知っていただけるようになって、自分の本も出せて、『筋肉体操』にもつながった。
本作出演にあたっては、特別な筋肉トレーニングは行っていないというが、それでも美しい筋肉のついた体は健在。武田に普段のトレーニングについて聞くと、「ベンチプレスだけです」。そして、最近では、有酸素運動のための時間もなかなか作れないと嘆くが、「2000年代に入ってからは、週に2日1回15キロを基本として、1ヵ月で100キロを18年は続けてきた」とストイックさは健全だ。 ところで、蜷川監督といえば、色彩豊かな世界観の作品で広く知られている。本作においても、蜷川実花の世界観が全編に渡って作品を彩っている。武田は「映像の監督は、つながりや編集することを考えて、役者の演技にリミットをかけてしまうケースが多いんですが、蜷川監督はそれがない。『カメラの向きを変えて同じ芝居をして』ではなくて、『違うことをして』っていうんです。それって、できるようでなかなかできないこと」と改めて蜷川の監督としての手腕を絶賛する。
「『ファイトクラブ』が好きな人にはぜひおすすめしたい作品です。観ている間は意味が分からなくても、後からじわじわと、その意味を体の中から見つけ出していくことができると思う。文学的でメッセージ性も強い。
武田の弾けた演技が炸裂する本作。蜷川監督が描き出す極彩色の殺し合いは必見だ。(取材・文・写真:嶋田真己)
映画『Diner ダイナー』は7月5日より全国公開。
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