【写真】映画『蜜蜂と遠雷』フォトギャラリー
本作は、初めて直木賞と本屋大賞をダブル受賞し「映像化は不可能」と言われた、恩田陸による同名小説の映画化。
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスをもち、近年高い注目を浴びる芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に、元天才少女・栄伝亜夜(松岡)、最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者・高島明石(松坂)、優勝大本命・マサル(森崎)、謎の少年・風間塵(鈴鹿)という若き4人のピアニストが現れる。熱い戦いを経て、互いに刺激し合い、葛藤し、成長を遂げ<覚醒>していく4人のその先に待ち受ける運命とは…。
コンクールの審査員長でピアニストたちの命運を握る重要人物・嵯峨三枝子役を斉藤が、松坂演じる明石の妻として、夫のコンクール挑戦を献身的に支える高島満智子役を、『愚行録』以来石川監督とは2度目のタッグとなる臼田が担当。森崎演じるマサルと同じ音楽院に通い、時にマサルにアドバイスを贈りながら自身もコンクールに参加するジェニファ・チャン役を『ウルヴァリン:SAMURAI』でハリウッドデビューを果たし、数々のハリウッド作品に出演した福島が演じる。
そのほか、亜夜とひょんなことから出会うピアノ調律師役を眞島、謎のクロークの女役を片桐、「春と修羅」の作曲家・菱沼忠明役を光石、コンクール会場の責任者で7年前の亜夜の突然の失踪時から彼女を見守る田久保寛役を平田が務める。コンクールの最終選考でオーケストラの指揮を執り、松岡演じる亜夜らピアニストたちを叱咤する世界的指揮者・小野寺昌幸役に鹿賀、芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員を務め、マサルの師であるナサニエル・シルヴァーバーグ役にはポーランドの名優アンジェイ・ヒラが扮する。
映画『蜜蜂と遠雷』は10月4日より全国公開。
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