【写真】映画『黒い乙女A』フォトギャラリー
本作は第56回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品された映画『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』(03年/三池崇史監督)や話題作『麻雀放浪記 2020』の脚本、満島ひかり主演『シリーズ江戸川乱歩短編集』の監督を務めた佐藤佐吉がメガホンを取った新感覚オリジナルホラー。
『Q』では、養護施設で育った孤児の少女・芽衣が、同じ境遇の孤児の少女ラナが策略した驚くべき裏切り行為により窮地に陥ってしまった。本作では芽衣だけが秘密にされていた事実が明らかとなり、全てを知った芽衣の復讐劇が描かれ、ラストに大どんでん返しを仕掛けるハイパーリバーサルホラーの解答編となっている。
予告編では、裕福で優しい宇田家に引き取られ、同い年のラナという少女と共に養子に迎えられた孤児の芽衣が、ラナの発案で、自分たちを裏切った宇田家夫妻を殺害するに至る過程が描かれる。だが、全てはラナが仕掛けたうそだった。とらわれの身となってしまった芽衣だが、この屋敷には多くの謎が隠されている。お多福の仮面をかぶった謎の少女の亡霊やゾンビと化した少女など、芽衣の想像を絶するほどの謎と恐怖が次々と襲ってくる様子が映し出される。だが、本当の恐怖は芽衣の過去を遡る事で明るみとなるのだった…。
ポスタービジュアルは、『Q』とはシンメトリーとなる主人公・芽衣(浅川)の驚いた表情と、無表情ながらも涙を流すラナ(北)。そして、物語が明らかとなる世界観を表現するために、白を基調としたデザインに、「これで、全ての謎がとける。のか?」と含みのあるキャッチーコピーが添えられている。
映画『黒い乙女A』は8月16日より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋にて公開。