俳優のニコラス・ホルトが映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』の原作者、J・R・R・トールキンを演じる映画『トールキン 旅のはじまり』より、劇中で登場する秘密クラブ「T.C.B.S.」のメンバーによる、英国式アフタヌーンティー講座特別映像が公開された。

【写真】『トールキン 旅のはじまり』劇中の「T.C.B.S.」メンバーたち

 本作は、たぐいまれな博識と想像力で、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の原作となった小説『指輪物語』や、『ホビット』シリーズの原作小説『ホビットの冒険』を生み出し、ファンタジー文学のジャンルを新たに切り開いたイギリス出身の文学界の巨匠トールキンの知られざる少年時代と、波乱と激動の青年時代に迫る、実話を基にした作品。
映画『女王陛下のお気に入り』、『X‐MEN』シリーズのニコラスがトールキンを演じ、彼のミューズとなるエディスを、『あと1センチの恋』のリリー・コリンズが演じる。監督は、フィンランドが誇る注目の才能ドメ・カルコスキが、初の英語作品のメガホンをとる。

 今回解禁された映像は、ニコラスが講師として、アンソニー・ボイル、パトリック・ギブソン、トム・グリン=カーニーという英国で注目を集める若手俳優4人が、英国式アフタヌーンティーのマナーを学ぶ様子を収めたもの。

 劇中では、ニコラス演じるトールキンと共に、“芸術の力で世界を変えよう”と誓い合い、毎日お茶を飲みながらあらゆることを議論する仲間を演じているメンバーで、自分たちの集まりを、秘密クラブ「T.C.B.S.=Tea Club and Barrovian Society」と名付け、切磋琢磨しながら絆を深めていく4人。それぞれが得意な芸術分野で刺激し合い、その中でトールキンは物語を書く腕を磨く。彼らにとって大切なティータイムにちなみ、英国&アイルランドの男優たちの、和やかで微笑ましい“英国式アフタヌーンティー講座”が楽しめる映像だ。


 ニコラスを中心に、紅茶にミルクを入れるタイミングや、スコーンの発音について議論し、それぞれのメンバーのこだわりや出身地による主張の違いが垣間見え、劇中とはまた違った面白さが見られる映像となった。

 映画『トールキン 旅のはじまり』は8月30日より全国公開。