11月8日より日本で公開予定の映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』。シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが1991年の『ターミネーター2』以来の参加となる最新作は、うまくいけば三部作の序章になるという。


【写真】1991年公開『ターミネーター2』フォトギャラリー

 『ターミネーター:ニュー・フェイト』では、映画『デッドプール』のティム・ミラー監督にメガホンを任せ、自身は製作に名を連ねるキャメロン。『ターミネーター2』の事実上の続編になる同作について、製作のデヴィッド・エリソン氏、ミラー監督と協議した際にサラ・コナーとサラを演じる女優のリンダ・ハミルトンの復活が不可欠であることを確信したという。

 Deadlineとのインタビューで「僕たちはストーリーを分解して、どんなことを語りたいかということを何週間もかけて考えた。リンダに売り込めるものを手にするためにね」とキャメロン。「腕まくりしてストーリーをまとめた時には3作をまたぐストーリーになっていた。語るべく壮大なストーリーがある。だから『ターミネーター:ニュー・フェイト』が運よく興収的に成功したら、僕達は続く作品で進むべき道をきちんと分かっている」と語っている。

 『ターミネーター:ニュー・フェイト』はT‐800役の俳優アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダが28年ぶりに顔をそろえるファン待望の作品だ。2015年の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などでは実現しなかった三部作が正式始動することに期待したい。
編集部おすすめ