【写真】映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』での出川哲朗メイキングカット
1997年公開の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりとなる今作は、車寅次郎(渥美)のおい・満男(吉岡秀隆)と、満男がかつて思いを寄せたイズミ(後藤久美子)のその後の物語。別々の人生を生きてきた2人を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そしてくるまやを囲む人々を描く。
キャストは、渥美、倍賞、吉岡、前田のほか、夏木マリ、浅丘ルリ子、美保純、佐藤蛾次郎、北山雅康、笹野高史などシリーズおなじみの面々が再集結。さらに、本作で久々に女優にカムバックした後藤をはじめ、池脇千鶴、桜田ひより、カンニング竹山、濱田マリ、松野太紀、林家たま平、立川志らく、小林稔侍、橋爪功も出演し、50周年記念作品を彩る。映画のオープニングには、寅さんの大ファンである桑田佳祐が登場。有名な主題歌「男はつらいよ」を歌い上げる。新撮された登場人物たちの“今”を描く映像と、4Kデジタル修復されて蘇る寅さんのシリーズ映像を紡ぎ合わせた本作について、山田監督は「今まで観たことのない作品が出来た」と語っている。
今回解禁された2点のメイキング写真で出川は、山田監督とにこやかに握手するなどリラックスした表情を見せている。出川はこれまで、第37作『男はつらいよ 幸福の青い鳥』(1986)、第38作『男はつらいよ 知床慕情』(1987)、第39作『男はつらいよ 寅次郎物語』(1987)、第40作『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』(1988)、第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』(1989)の5作にエキストラとして出演。
約30年ぶりに山田組の現場に挑んだ出川は、山田監督の演出について「地獄の演出、監督のバイタリティってすごい。変わってないわ!!」と感想をコメント。本作では一体どのような形で出演するのか注目される。
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』は12月27日より全国公開。