【写真】淡いピンクヘアがかっこいい! SUPER★DRAGON・古川毅
SUPER★DRAGONにとって1年半ぶり2冊目の写真集となる本作は、“アジアの楽園”とも言われる、インドネシア共和国のビンタン島で撮影。南国の開放的な空気とSUPER★DRAGONの魅力が融合し、いつもと違うメンバーの豊かな表情が満載の作品となっている。
「スパドラで海外に行ったことがなかったので、初めて9人で海外に行かせてもらえるということが本当にうれしかったです」と喜びを語る古川。「前作から1年半が経ち、メンバーそれぞれの見た目や内面の成長が写っていると思います。前回はみんな真っ黒だった髪も、今回は染めているメンバーも多くカラフルになりました」と笑い、「心身ともに成長しているからこそ、“今回はこういう自分を見せたい”という思いがそれぞれにあったと思うので、それが絵として出ているんじゃないかなと思います」と出来栄えに自信を見せる。
夜のビーチやプールでの撮影は「寒かった(笑)」そうで、「服を着たまま海に入っての撮影だったので大変でした。顔まで全身海に入り、波が耳や鼻に入ったり(笑)。滞在中は撮影続きでしたが、みんなでわちゃわちゃできて楽しかったです」。お気に入りカットには、グループ全員で“電チャリ”に乗ったカットを挙げ、「(志村)玲於のやつだけスピードが全然出なくて(笑)」と楽しげに話す古川は、「スパドラは男子校みたいな感覚があるので、僕はもう学生じゃないですけど、SUPER★DRAGONとしてまた青春を過ごせているなぁと感じています」とグループの仲の良さを明かす。
今年は2月にアルバムを出し、その後1万3000人を動員したZeppツアー、8月にはサードアルバムをリリース、夏には東西野音でのワンマンライブも大成功。音楽以外にも、初の冠バラエティが放送されるなど活動の幅を広げた。
古川個人としては、今年はドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』に出演。富田望生演じる華から猛アタックを受ける須永賢役で注目を集めた。「『3A』は、初めてお仕事する方からも『見てたよ』と声を掛けられることが多く、改めてすごいドラマだったんだなと思いますし、自分にとっても一生ものだなと感じています。ああいう作品をあの熱量でモノづくりをするということはなかなかできないこと。そんな作品に携わることができて、いい人生だなって思いました」と笑う。「同世代が多い現場でとても刺激になりましたし、いまでも連絡をとる仲の良い人もできました。みんなが物語を良くしようと話し合って、全力で先生にぶつかっていく。そのエネルギー量は画面を通して伝わるんだなぁとも実感しました」と大きな経験となっているようだ。
2020年はグループ結成5年目、古川自身も20歳という節目の年を迎える。今後については、「スパドラとしては、自分たちのスタイルを貫いて、ちゃんと深みのあるグループになりたいです。どっから見ても面白いと思ってもらえるようなグループが目標ですね。ゆくゆくはグループで世界に行きたいという思いはあるのですが、まずはスパドラをもっと多くの方に知ってもらえるように。個人でのお仕事もグループの活動に還元していけたらいいなと思っています」と真摯に語ってくれた。2020年、グループ、ソロそれぞれでさらに注目度が増すことは間違いなさそうだ。(取材・文:編集部 撮影:高野広美)
SUPER★DRAGONセカンド写真集『WARNA WARNI』は、SDPより10月19日発売。