新ストリーミング動画配信サービスのHBO MAXで進められている、東京の裏社会を追ったアメリカ人記者の実体験に基づく新ドラマ『Tokyo Vice(原題)』。映画『ラスト・オブ・モヒカン』や『コラテラル』などの監督マイケル・マンが、パイロット版でメガホンをとるという。


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 『Tokyo Vice(原題)』は当初、映画『ガラスの城の約束』のデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンをとると報じられていた。Deadlineによると、マン監督は1話以上のエピソードを監督する可能性があるという。主要キャラクターを演じる俳優のアンセル・エルゴートや渡辺謙、クレットンと共に、製作総指揮も務めるとのことだ。

 10話構成となる『Tokyo Vice(原題)』は日本の読売新聞社に務めたアメリカ人記者のジェイク・エーデルスタインが、東京の裏社会に迫った自身の体験を記したノンフィクション『トウキョウ・バイス: アメリカ人記者の警察回り体験記』をベースにする。脚本は劇作家のJ・T・ロジャーズが執筆。アンセルがアメリカ人記者のジェイク、渡辺が警視庁の組織犯罪対策部の刑事カタギリ・ヒロトを演じるという。

 制作は来年の2月から日本で始まるとのこと。マン監督は現在、日本でロケハンやキャスティングを行っているそうだ。
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