アーノルド・シュワルツェネッガーが主演し、1985年に公開された映画『コマンドー』の4Kニューマスターが、テレビ朝日吹き替え版、日本語字幕版にて11月より劇場上映される。この度、シュワルツェネッガーの吹き替えを担当する玄田哲章が新たに収録したナレーションによる予告映像が公開された。


【写真】4Kニューマスターで登場!『コマンドー』場面写真

 かつて特殊部隊を率いた男、ジョン・メイトリックス(アーノルド)の愛娘ジェニー(アレッサ・ミラノ)が誘拐される。誘拐犯たちはメイトリックスを利用し、某国の首相暗殺を企んでいたのだ。メイトリックスはジェニーを助けるため、行きがかりで行動を共にすることになった客室乗務員のシンディとともに敵のアジトを強襲するが…。

 シュワルツェネッガーの完璧な肉体と容赦ないアクションが繰り広げられる本作。今回公開される日本語吹き替え版は、1989年に放送された『日曜洋画劇場』(テレビ朝日系)放送バージョン。そのシュールで一度聴いたら忘れられない吹き替えセリフの数々は熱狂的ファンを獲得し、ネットを中心に今もなお根強い人気を誇っている。

 あらすじと本編映像が堪能できる新予告映像では、玄田による新録されたナレーションが冴え渡る中、主人公メイトリックスが放つ「連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れてる」「お前を最後に殺すと約束したな。あれは嘘だ」「来いよベネット」といった、本編の魅力をさらに引き立てる絶妙な日本語セリフの一部も登場。

 ラストは「コマンドーがお好き? 結構。では、ますます好きになりますよ」という玄田のナレーションで締めくくられ、4Kニューマスターの吹き替え版上映が楽しみになる映像に仕上がっている。

 映画『コマンドー』4Kニューマスター、テレビ朝日吹替え版および日本語字幕版は、11月22、23、24日に新宿ピカデリーにて特別先行上映(24日は応援上映)。
11月30日より立川シネマシティ・チネチッタ川崎ほかにて公開。
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