俳優の中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務めるコメディ映画『嘘八百』シリーズ第2弾『嘘八百 京町ロワイヤル』より、本作のマドンナ・広末涼子が演じる志野の麗しい着物姿を切り取った場面写真が解禁された。

【写真】広末涼子の着物姿が麗しい…『嘘八百 京町ロワイヤル』新カット(3枚)

 本作は、華やかな日本伝統文化を舞台に、中井と佐々木を始めとする豪華キャスト陣の共演で贈る、世紀のコンゲームの第2弾。
昨年公開されたシリーズ1作目『嘘八百』は、大物狙いで空振りばかりの目利き古物商・小池則夫(中井)と、腕は立つのに落ちぶれくすぶっていた陶芸家・野田佐輔(佐々木)がタッグを組み、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込んで幻の利休の茶器で一攫千金を狙うという物語だった。

 続編となる本作では、再会した則夫と佐輔が、数知れぬお宝が眠る京都と堺を股にかけ、武将茶人・古田織部の幻の茶器をめぐり再びタッグを組む。中井と佐々木に加え、新たに2人と幻の茶器に深く関わってくる着物美人の志野を広末が演じる。監督は前作と同じく武正晴。脚本も引き続き今井雅子、足立紳によるオリジナル脚本となる。

 今回解禁されたのは、広末演じる志野の着物姿を捉えた場面写真。
志野は、父の形見であり、5000万円以上の値打ちがあると言われる、千利休の弟子にして「天下一の武将茶人」と称された古田織部の幻の茶器「はたかけ」を騙し取られたと、則夫(中井)と佐輔(佐々木)に助けを求めるという役どころだ。

 1枚目のスチールは、清楚な薄ピンクの道行を合わせた着物姿の志野。助けを乞うような儚げで哀愁漂うその表情は、これから起こる大騒動を予感させる。別カットは茶席での一幕を写したもの。お茶を立て用意するその姿は、凛とした美しさを湛えながらもぴんと糸が張るような緊張感も漂ってくるようだ。こちらの着物もシンプルながら、正面からは華やかな帯が際立つ装いとなっている。


 今作から新たに加わり、普段の印象とはちがう和装のスタイルで、見事な着物美人ぶりを披露する広末。劇中で名優・中井、佐々木とどんなやり取りを繰り広げるのか、注目したい。

 映画『嘘八百 京町ロワイヤル』は2020年1月31日より全国公開。