【写真】ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3に出演するキャスト陣
浦井はミュージカルからストレートプレイまで多くの舞台で主演を務めており、一方の柿澤も劇団四季時代から数々の舞台で主演しながら、ドラマや映画など映像の世界にも進出している。共に日本のミュージカル界を代表する存在だが、トニー役を演じるのは初めて。
桜井は乃木坂46時代から歌とダンスに定評があり、グループ在籍中はもちろん今年9月の卒業以降も多くの舞台作品に出演。一方、高校時代「バブリーダンス」で注目を集めた伊原は、本作がミュージカルデビューとなる。
浦井は「こんなに人を一途に思う気持ち、そして争いのない世界を願う心、なにより人を信じることの大切さを考えさせられる作品に携われることは、役者冥利に尽きます」、柿澤は「この作品は普遍的なテーマを扱っていて、愛についてや争い、人種の問題などいろいろなものが盛り込まれています。年代も国も違いますが日本人の方にも共感いただけるのではないでしょうか」とそれぞれコメント。
桜井は「マリアのキーが全体的にとても高い作品なので、そこは現時点の自分としてはレベルの高い挑戦になるかなと思っていますが、本番までにみなさんにお聴かせできるようなものにしたいです」、伊原は「数日の間に今の自分より一歩進んだところに希望を持っているところなどは、自分とも共通するところがあると思うのでそういった部分をありのまま演じてみたいです」と意気込んでいる。
このほか、アニータ役にはソニンと夢咲ねね、リフ役には加藤和樹と木村達成、ベルナルド役にはOguriと有澤樟太郎が決定。さらに、ドク役をモロ師岡、シュランク役を中村まこと、クラプキ役をコング桑田、グラッドハンド役をやついいちろうと槙尾ユウスケ(かもめんたる)がそれぞれ務める。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版Season3は、IHIステージアラウンド東京にて2020年4月1日~5月31日上演。