【写真】シースルードレス姿が美しい「シャーリーズ・セロン」フォトギャラリー
セクハラ問題を扱う映画『スキャンダル』に出演するシャーリーズはNPRとのインタビューで、1994年に有名な監督から受けたセクハラについて語った。当時、業界の裏と表をよく分からなかったシャーリーズは、監督の自宅でのオーディションはよくあることなのかもと思いながら監督宅を訪ねたという。
パジャマ姿の監督に脚を触られたというシャーリーズ。「“申し訳ないけど、帰ります”と謝ったことを覚えている。とにかく部屋から出ようとした」と語り、「自分を責めたわ…。言うべきことを言わず、彼に失せろと言わなかった。その状況に陥ったら、自分ならこうすると思っていたことを何一つしなかった」と、逃げ帰ったことを後悔したという。
監督の名前が公表されないことについて、「監督の実名を出したことがあったけど、記者が毎回、彼の名前を伏せることにするのよ。この問題がいかに根深いかを物語っているわ」とシャーリーズ。今回は新作から話題を奪わないためにも名前を出さないが、タイミングを見計らってまた実名を出すという。
シャーリーズはセクハラを受けてから8年後、同じ監督に出演オファーを受けたそうだ。正面からぶつかるいい機会ととらえ、監督と会って過去のセクハラについて持ち出すと、「監督は話をすり替えて、向き合うことを拒否した」とのこと。