【写真】「縁」役を演じる、新田真剣佑
和月伸宏の漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(集英社ジャンプコミックス刊)を大友啓史監督が実写化した本作。
『るろうに剣心 最終章 The Final』では、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた<シリーズ最恐の敵・縁>の戦いを活写。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心たちは、神谷道場で平和に暮らしていた。しかし、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心とその仲間の命に危険が及ぶ。果たして誰の仕業で、目的は何なのか。それは、今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。
そして、映画はこれまで語られることのなかった<十字傷>の謎に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』へと続いていく。
新田が演じる縁は、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた男。剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけでなく剣心と関わるものすべて、そして剣心が作り上げた新時代をも破壊するため、<人誅>を仕掛けてくる。
シリーズ初参戦となった新田は、ハードだった撮影を振り返り、「何日も撮影が続き身体も悲鳴をあげていましたが、すごく良い経験になりました。また、セットも巨大で大規模な撮影でしたので、毎回驚いていました」と語った。さらに「冒頭からすごいアクションがあります。
大友啓史監督は、2年前に新田に初めて会った時の印象を「縁という役に不可欠な、圧倒的な若さと凄味。そして、その底に潜む狂気のような純粋さと繊細さ。大きな可能性とスケール感を体現した存在として、彼は僕の目の前に現れました」と語った上、「その時の直感に間違いはなかったことを、今ひしひしと感じています。縁のトレードマークである白髪とオレンジの衣装、それらを着こなす彼の身体や感性はまさに日本人離れしたもので、剣心を脅かす存在として、そのとてつもないポテンシャルが十二分に発揮されています。彼の新鮮な魅力が、間違いなく新シリーズの牽引力になっている」と絶賛している。
併せて解禁されたビジュアルでは、縁は黒いサングラスの奥からわずかに見える狂気の眼、不気味なほど白い髪の色など、異国の狂気を身にまとった強烈な存在感を見せている。
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』は7月3日より、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は8月7日より全国公開。