俳優のシルヴェスター・スタローンの代表作である『ランボー』シリーズの最新作にして最終章となる映画『RAMBO:LAST BLOOD(原題)』が、邦題を『ランボー ラスト・ブラッド』として6月12日に全国公開されることが決定し、併せて第1弾ポスタービジュアルとショート予告編が解禁された。

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 1982年に始まった映画『ランボー』シリーズ。
第1作では、ベトナム帰還兵のランボーがアメリカ北西部の小さな町で孤独な戦いを展開する姿を描き、続くシリーズでは、ミャンマーやカンボジアのジャングルの奥地、アフガニスタンの戦場で、大勢の敵を相手にランボーは激しい戦いを繰り広げてきた。本作では、第1作目へ原点回帰し、元グリーンベレーで戦闘エリートであるランボーの真骨頂といえる、史上最強の頭脳戦が繰り広げられる。

 いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれる元グリーンベレー、ジョン・ランボー(スタローン)。孤独な戦いを経て、祖国アメリカへと戻ったランボーは、故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、“家族”として穏やかな生活を送っていた。しかし、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致され、事態は急転する。愛する“娘”を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始めるのだった―。

 解禁となったポスタービジュアル第1弾は、燃え上がる大地の炎の中、弓矢を弾くランボーのシルエットが浮かび上がっているもの。「元グリーンベレーの真骨頂 史上最強の頭脳線が今、はじまる―」というコピーが添えられ、ランボーがグリーンベレーの戦闘エリートであることを改めて思い起こさせるビジュアルとなった。

 併せて公開されたショート予告編は、シリーズの数々の名シーンに続いて現在のランボーが自らの牧場で馬に乗り、穏やかに過ごすシーンからスタート。しかし、孫娘ガブリエラが悲鳴と共に連れ去られると画面は一転、元グリーンベレーのスキルを総動員し、武器を改造し、罠を仕掛け、全身傷つきながらも敵であるメキシコ人身売買カルテルへと孤独な戦いを挑むランボーの姿が描き出される。

 ラストには、ランボーの代名詞であるボーガンアクションが、過去のシリーズ映像とオーバーラップして映し出され、シリーズ最終章にしてランボー史上最大の戦いを期待させる映像に仕上がっている。

 映画『ランボー ラスト・ブラッド』は6月12日より全国公開。
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