愛希れいか主演『フラッシュダンス』、桜井玲香＆石田ニコルらオールキャスト発表

　1983年に公開され、世界中で1億ドル以上の大ヒットを記録した米青春映画を元宝塚歌劇団月組トップ娘役・愛希れいかの主演でミュージカル化する『フラッシュダンス』のオールキャストが解禁された。主人公アレックスの親友役を元乃木坂46の桜井玲香、モデル・女優の石田ニコルらが演じる。

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　本作は、夢見る少女アレックスの夢・友情・恋の物語を、生演奏によるスマッシュヒットソング「Maniac」「Manhunt」「I Love Rock’N Roll」「Gloria」、そして映画の主題歌としてアカデミー賞を受賞したセンセーショナルなナンバー「What A Feeling」といった1980年代を代表するヒットソングの数々と大迫力のダンスで描く。

　演出を「地球ゴージャス」公演をはじめ、近年は『ラディアント・ベイビー～キース・ヘリングの生涯～』『キンキーブーツ』等、翻訳作品の演出での評価も高い岸谷五朗が担当。今回の日本初演で主人公アレックス・オーウェンズを演じる愛希は、本作が宝塚退団後初の単独主演作となる。

　宝塚時代からそのダイナミックなダンスに定評のある愛希は「夢と勇気をもらえる、パワフルな作品です。アレックスとして、元気いっぱい踊り演じていきたいと思います」と力強く宣言。

　桜井が演じるのは、アレックスの親友で“ハリーズ”のウェイトレス兼ダンサーのグロリア。桜井は「素敵な楽曲、キャッチーなダンス、頑張る活力をもらえる様なストーリー、『フラッシュダンス』には様々な魅力があると思うので、観に来て下さる皆さんに、パワーを与えられる様な作品をつくれるよう、精一杯頑張りたいと思います」と意気込む。

　石田も、アレックスの親友で“ハリーズ”のダンサーのテス役を担当。「今回岸谷さんが演出される作品に初めて御一緒させていただくのですが、どの様な作品になっていくのかわくわくしています！ 新しい挑戦がたくさん待っていると思います」とコメントしている。

　このほか、アレックスの働く製鉄工場の親会社ハーレイスティール社の次期社長ニック・ハーレイ役に廣瀬友祐。売れないコメディアンでグロリアの恋人ジミー役にふぉ～ゆ～の福田悠太。“ハリーズ”の買収を目論むストリップクラブの経営者C.C役に植原卓也。アレックスの親友で“ハリーズ”のダンサー・キキ役にDream Shizuka。アレックスのダンスの師ハンナ役には春風ひとみが決まった。

　ミュージカル『フラッシュダンス』は、東京・日本青年館ホールにて9月12～26日、名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールにて10月3～4日、大阪・梅田芸術劇場シアタードラマシティにて10月8～11日上演。