女優の今泉佑唯が5日、都内で行われた主演舞台『あずみ~戦国編~』の稽古場公開に、共演の瀬戸利樹味方良介高橋龍輝神永圭佑、小松準弥、吉田智則らと共に出席。稽古で今泉は、鋭い視線と表情で激しい殺陣のシーンに挑むなど、新たな一面を見せた。


【写真】鋭い視線を向け激しい殺陣のシーンに挑む、今泉佑唯

 これまで、2003年と2005年に上戸彩主演で2度、映画化された本作。舞台版では2005年に黒木メイサが、2016年には川栄李奈が主人公・あずみを演じ、今年2020年は、2018年に欅坂46を卒業した今泉が主演に抜てきされた。

 この日公開された稽古では、主に今泉が立ち回る殺陣を中心に披露。今泉は、通し稽古は経験済みであったというが、立て続けで行う激しい殺陣のシーンに、途中、肩で息をする場面も。シーンの合間では共演者と楽しそうに話すなど、明るい表情を見せる今泉。しかし、再び稽古が始まると、発する声も振る舞いも“あずみ”そのもので、力強い発声と刀を振りぬく目の鋭さが印象的だった。

 そんな現場の様子について、稽古後に行われた囲み取材で今泉は「本当に楽しくて、すごく皆さんが明るくて優しいです。初めて殺陣をやるのでご迷惑をおかけしてしまうんですけど、付き合ってくださって。『みんな大好き』という感じです」とニッコリ。

 瀬戸は今泉について「すごく座長っぽいですよ。少し前に僕たちに激励の一言をいただいたときに、あずみのために一生懸命尽くしたいという言葉もあったので、ありがたかったなと思っています」と絶賛。それを受け、味方が「『好きだ』ってことですよね」とまとめると、瀬戸は「そういうことで大丈夫です(笑)」とうなずいた。


 さらに座長としての意気込みを聞かれた今泉は「毎日プレッシャーで不安もありますが、やるしかないと思います。この作品に携わってくれている方全員があずみ最高だなって思える作品をみんなで作り上げたいので、頑張れたらなと思っています」と力を込めた。

 舞台『あずみ~戦国編~』は、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて3月14日~29日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて4月4日~5日上演。
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