【写真】「松本穂香」フォトギャラリー
本作は、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描くサスペンスドラマ。
松本演じる吉江美佐は、竜一と竜二が養子として引き取られた吉江家に誕生した、血のつながりのない妹。両親が自殺した5歳当時の記憶は残っておらず、事故死と教えられてきた。その後は二人の兄と共にささやかに暮らしてきたが、美佐が12歳のときに双子の復讐計画が始動。美佐は竜一(玉木)が亡くなったものと思い込んでおり、整形して別人になり替わったことは知らない。再び家族を失った悲しみを抱えることになった美佐は、国土交通省の官僚となった竜二(高橋)のサポートを受けながら大学へ進学し、卒業後は小学校教師の道に進む。幼い頃、竜一に教えられた通り、逆境に負けない強い女性へと成長していった。
残されたもう一人の兄・竜二とは、血のつながりがないと分かってからも兄妹としての関係を続けてきたが、竜二の方は成長した美佐に、いつしか妹以上の感情を抱くように。また、竜一は、美佐にとっては「過去に死んだ兄」であるため、決して名乗り出られない切なさとジレンマを抱えていく。
そんな中、美佐は、徐々に竜二が自分に隠し事をしていることに気づき、自分たち家族の過去を調べ始める。
松本は美佐の役どころについて「複雑な環境で育つなかで、強くならざるを得ない人生を歩んできた女性だと思います。なので、優しいけれど弱くはない、『優しくて、芯が強い女性』ということは、意識して演じていきたいなと思います」と話す。
本作が初の復讐劇への出演。「毎回、ちょっとずつでも成長できたらいいなという気持ちでやっているので、この作品でも挑戦していきたいなと思います。こういう復讐モノの作品に出演するのは初めてなので、この美佐を私にとっても、見てくださる方々にとっても忘れられない役にしたいです」と意気込んでいる。
ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』はカンテレ・フジテレビ系にて4月14日より毎週火曜21時放送。