『アナと雪の女王』や『モアナと伝説の海』などを手掛けたディズニー・アニメーション最新作『ラーヤ・アンド・ラスト・ドラゴン(原題)』が、邦題を『ラーヤと龍の王国』として2021年3月12日より公開されることが決定。特報映像と日本版ポスタービジュアルが解禁された。
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本作は、“龍の王国”を舞台に、主人公の少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なファンタジー・アドベンチャー。監督は、アカデミー賞長編アニメーション賞受賞作『ベイマックス』のドン・ホールと、『ブラインドスポッティング』のカルロス・ロペス・エストラーダ。製作は、『モアナと伝説の海』のオスナット・シューラー、『アナと雪の女王』シリーズのヒットメーカー、ピーター・デル・ヴェッコが担当する。
数々の人気キャラクターを生み出してきた歴史の中で、それぞれの時代を象徴するかのようなヒロインを描いてきたディズニー映画。<王子様を待つヒロイン>は時代とともに個性と強さを獲得し、自らの力で立ち上がり観客ひとりひとりの背中を押してくれる大きな存在となってきた。
近年世界中に大旋風を巻き起こし、新たなプリンセス像を確立した『アナと雪の女王』のエルサとアナ。ヒロインの心情を歌い上げる楽曲と共に大きな共感と感動を呼んだ『モアナと伝説の海』のモアナ。そんな魅力的なヒロインを生み出してきたディズニー最新作となる本作からは、『アナと雪の女王2』に次ぐ孤高のヒロイン“ラーヤ”が誕生した。ラーヤは、聖なる龍の力が宿るという<龍の石>を守護する一族の娘。遠い昔に姿を消した“最後の龍”の力をよみがえらせ、再び世界に平和を取り戻すため1人旅立つ。
特報映像は、軽快な音楽にのせて少女時代のラーヤが登場し、罠をかいくぐり軽やかな身のこなしを披露する場面からスタート。その後、成長したラーヤが登場し、「龍の石を守ることが、私の一族の使命。
そんな彼女に寄り添うのは、ともに旅をする相棒のトゥクトゥク。アルマジロを彷彿とさせる、背中を覆う大きな甲羅の下には、モフモフした愛くるしい顔がのぞく。また、映像の最後に一瞬登場する、森の切れ間にのぞく龍のシルエットにも注目。果たしてこれは何なのか。新たなヒロインが織りなす、壮大なファンタジーに期待が高まる。
ポスタービジュアルは、さまざまな植物が生い茂る場所で、ラーヤと相棒のトゥクトゥクが笑顔で立つ姿を描いたもの。その横には、「最後の龍よ、私に力をー」とラーヤの思いを代弁するかのようなコピーが添えられている。
映画『ラーヤと龍の王国』は、2021年3月12日全国公開。