マイケル・ベイが製作を手掛けたパンデミック・スリラー『Songbird(原題)』が、日本で劇場公開されることが分かった。WOWOWが配給権を獲得したと、Varietyが報じた。

北米では劇場公開されず、PVODとして配信される。

【動画】コロナ禍のロサンゼルスで撮影『Songbird(原題)』予告編

 ベイがプロデュースを行った『Songbird(原題)』は、コロナ禍の初期にすべての撮影を行った。パンデミックさなかのロサンゼルスで撮影された、最初の映画作品となる。

 先月の報道で、北米では劇場公開を断念し、配信リリースとなることが決定。配信は12月11日から、19ドル99セント(約2082円)で24時間の間視聴することができるという。製作のSTXエンターテインメントの話では、プレミアム・ビデオ・オン・デマンド(PVOD)の形式でストリーミング配信されるとのこと。

 そんな中、日本ではWOWOWが本作の国内配給権を獲得。具体的な日程は決まっていないが、2021年に公開予定だという。

 本作の舞台は、新型コロナウイルスが変異し、COVID‐23と呼ばれるウイルスが人口に大打撃を与えている数年後。国中にわたるロックダウンはすでに4年に及び、感染したアメリカ人は自主隔離キャンプへ送られてしまう。そんなディストピアで、『リバー・デイル』のK・J・アパ演じる免疫を持つ青年が、ウイルス感染が疑われる気鋭のアーティスト(ソフィア・カーソン)と恋に落ちる物語が描かれる。

 アル・パチーノが主演した映画『ハングマン』のアダム・メイソンがメガホンをとり、同作でタッグを組んだサイモン・ボーイズと一緒に脚本を手掛けた。
K・J・アパ、ソフィア・カーソンのほか、アレクサンドラ・ダダリオ、デミ・ムーア、ブラッドリー・ウィットフォードが出演する。

編集部おすすめ