1991年の話題作『羊たちの沈黙』のその後を描く、ドラマシリーズ『Clarice(原題)』のティザー映像が、米CBS Studiosのインスタグラムにて公開された。
【写真】『羊たちの沈黙』続編ドラマでクラリスを演じるレベッカ・ブリーズ
映画『羊たちの沈黙』は、アメリカの作家トマス・ハリスの小説が原作。
Deadline、Hollywoodreporterなどによると、ドラマシリーズでは映画の1年後となる、1993年が舞台。FBIエージェントとなったクラリスの、知られざる部分が物語で語られる。映画でジョディが演じたクラリスを、ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』や『オリジナルズ』のレベッカ・ブリーズが演じる。
本作で描かれる主人公のクラリスは、聡明ながら脆く壊れやすくもある。彼女の勇気ある行動は、犯罪者たちや狂人を強く惹きつけてしまう。しかし、困難な子ども時代に培われた複雑な精神構造は、男社会の中で働く彼女に自分を主張する力を与え、ずっと囚われていた家族の秘密から逃れることにもつながるという。
今回初公開されたティザー映像には、重苦しいトーンで、クラリスと思われるFBI捜査官の姿とともに、川から遺体が引き上げられる様子や、事件を報じる新聞の切り抜きが映し出され、オリジナルの映画で象徴的に登場した蝶が合間に挟まれる。また「その怒りをどうするんだ、クラリス」とナレーションが流れ、裸で椅子に座りうつむく女性の後ろ姿や、叫ぶ姿が映し出される。そして最後に、「沈黙は終わりだ」と表示される。
レベッカの他、『ウォーキング・デッド』のマイケル・カドリッツや、『アバウト・レイ 16歳の決断』のルカ・デ・オリヴェイラ、『サバイバー: 宿命の大統領』のカル・ペンなどが出演。