本田翼、“マッチングアプリ”恋愛ドラマで主演　鷲見玲奈アナが女優デビュー

女優の本田翼が“マッチングアプリ”で恋愛相手を見つけるヒロインを演じる新春スペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』（日本テレビ系）が、2021年1月10日に放送されることが決定した。共演は、杉野遥亮、山本舞香、鷲見玲奈、濱津隆之、野村周平。フリーアナウンサーの鷲見はミステリアスな女性役で女優デビューを果たす。【写真】新春スペシャルドラマで主演を務める本田翼 本作は、“マッチングアプリ”を通して出会った6人の男女が織りなす、笑って、キュンとして、ホロリとくるラブコメディ。監督は、映画『午前0時、キスしに来てよ』『ひるなかの流星』の新城毅彦が務める。 イベント会社に勤める28歳の加瀬妙子（本田）は、いつも“選ばれない”人生にうんざりしていた。この日も会社でミスをして、社長の糸川（濱津）から叱責を受け、家に帰ると彼氏から別れを告げられてしまう。妙子は知り合いのカフェ店員・遥斗（野村）の勧めで“マッチングアプリ”を始めることに。しかしなかなか「いいね」が付かずアプリの中でも“選ばれない”妙子だが、アプリの達人を自称する遥斗の教えで、遂に好条件の男・長谷川誠（杉野）とマッチングする。妙子は万全の準備で初デートに挑むが、イケメンなのに不愛想で口が悪い誠への印象は最悪に…。 一方、「ヤリモク（＝性行為を目的とすること）」を公言する遥斗は、アプリで出会った美しい女性・咲子（鷲見）の思わせぶりな態度に振り回され、毎度ギリギリではぐらかされてしまう。妙子の上司・糸川も妻に逃げられた寂しさからアプリで女子大生・実日子（山本）とマッチングするが、実日子の目的はメシモク（＝食事を奢らせることを目的とすること）。そしてアプリを通し、それぞれの想いが交錯する中、遂に決戦の日が訪れる。果たして、3組の男女の恋の行方は。 妙子役の本田は「脚本を読ませて頂いて最初に感じたことはリアリティ感です。人との出会いは様々だと思いますが、今の時代、職場や友人の紹介だけではなく、マッチングアプリを通して共通の趣味などをきっかけに出会う、このドラマはそうした今の“出会い方”を描いた現代的なラブストーリーです」と作品を説明。そして「2021年“キュン初め”は、是非この『アプ恋』で！」とアピール。 誠役の杉野は「恋愛作品に出演するのが、久しぶりなので緊張します」と明かし、「長谷川誠という人は、ある意味正直でとても不器用な魅力的な人だなと思います。僕には恋愛テクニックがあまりないので、監督と長谷川誠という役について一緒に考えることができたら嬉しいです」と話し、「『アプリで恋する』というワードが僕にとってはパワーワードだったのですが、そこにある純粋なストーリーや心の通い方を面白く大切に演じたいです」と役柄への思いを語った。 本作で女優デビューを果たす咲子役の鷲見は「初めてのドラマ出演で、こんな豪華なキャストの皆さんと、こんな素敵な役どころで出演させて頂いていいものなのかと、最初は驚きと感激と……、そして“ちゃんと出来るのか”という不安な気持ちが押し寄せてきました。でも、こんな機会なかなか無いので、とにかく撮影現場を楽しみたいと思います」とコメント。咲子役については「色気と余裕がある女性で、私の憧れの女性像でもあります。アナウンサー役以外を演じるのは初めてですが、自分なりに考えながら、少しでも近づけるように頑張りたいです」と抱負を語っている。 実日子役の山本は「（台本を読んで）それぞれの関係性や展開がリアルで面白そうだなと思いました。私が演じる実日子は、強気だけど実はピュアな所がある子なので考えながら演じたいなと思います」。糸川役の濱津は「アプリは一つでも、そこに集まってくる人達の思惑は色々で、その行き違いの先のぶつかり合いみたいなものは正しく人間だなと思いました。糸川はすぐ泣いたり、実日子に上手に使われたりと、いわゆる社長と言うよりはどこかちょっと軟弱というか、可愛げがあるように感じました」と、それぞれ作品や役柄についてコメント。 遥斗役の野村は「（台本を読んで）『マッチングアプリ』という今どきの出会い方を題材にしているのが面白いなと思いました。高木遥斗という役が、ドラマ全体として面白いキャラクターになればいいなと思います。僕自身も僕の周りも『マッチングアプリ』をやっている人はいないのですが、こういう職業をしていなかったら一度やってみたいなとは思います（笑）」と語っている。 新春スペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』は、日本テレビ系にて2021年1月10日22時30分放送。地上波放送に先立ち、Huluにて1月7日18時より先行配信を開始。