劇場版アニメ『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』シリーズの最終作『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』のメカニックデザインを大河原邦男が手掛けることが発表された。大河原がデザインした機体ビジュアルも解禁された。
【写真】デザインは大河原邦男 『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』機体ビジュアル
本作は、アニメ『交響詩篇エウレカセブン』の劇場版3部作『ハイエボリューション』シリーズの最後を飾る最新作。劇場版第2弾『ANEMONE』後の世界を舞台に、全編新作カットで描かれる。監督は京田知己。アニメーション制作はボンズが担当する。
メカデザインを手掛ける大河原は、『科学忍者隊ガッチャマン』『機動戦士ガンダム』をはじめ、数々のアニメーション作品でメカデザインを担当。『ハイエボリューション』シリーズのフィナーレとなる本作で、『エウレカ』シリーズに初参加。作中で活躍するメカ、ウルスラグナとオデッセイのビジュアルが解禁された。
ウルスラグナは、ジェットボードを操り高機動の空中戦を行うプライムドレス(強攻防護機械化装甲歩兵)。「鋼鉄の魔女」と呼ばれるエースパイロットが搭乗する機体SCT-A7Aは強襲強化型で、搭載したドローンで敵の無力化を図ることも。このほか、SCT‐J7G(統合歩兵型)、SCT‐S7E(支援電子戦型)なども存在する。
オデッセイは、現在主力として使われているKLF。下半身がまるごとジェットエンジンになっており、空中戦に特化している。
大河原は「京田監督との仕事は初めてでしたがオデッセイ、ウルスラグナ両機のコンセプト&ギミックアイディアを明確にお持ちでした。それを素直に表現すれば良かったので合理的で楽しい仕事となりました。手書きアニメという事でしたのでなるべく線を少なく形の取り易いデザインを心掛けましたが時代の流れでしょうか昔から比べると線が多くなってしまいました。メカ達の活躍を楽しみにしておりますがこれを動かすアニメーターさんのご苦労を考えると複雑な気持ちになります」とコメントしている。
本作の特典付ムビチケ(前売券)は、3月6日より上映劇場とメイジャー通販にて販売。特典は、ティザーポスターをあしらったオリジナルクリアファイル(数量限定)。
アニメ映画『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』は、初夏全国公開。