俳優の中村倫也が主演を務め、夏帆磯村勇斗が共演する4月5日スタートのドラマ『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)に、滝藤賢一貫地谷しほり山田杏奈ら9名のゲスト出演が発表された。

【写真】“ママ”姿の滝藤賢一&ピンク髪の山田杏奈も 『珈琲いかがでしょう』第1~3話ゲスト

 コナリミサトによる同名漫画を実写化する本作は、移動珈琲店「たこ珈琲」の店主・青山一が、人生に少し傷ついた人々の心をさりげない言葉で癒やしていく人情珈琲群像劇。

中村が青山一役、夏帆が不器用女子・垣根志麻役、磯村が青山の過去に深く関わる謎の男・杉三平役をそれぞれ演じる。監督・脚本を荻上直子が手掛けるほか、森義隆、小路紘史も監督を務める。

 今回発表されたのは、各話2編ずつ放送される第1~3話にゲスト出演する9名のキャスト。第1話では、毎日のように上司に怒られ、後輩に出し抜かれてしまったOLを描く「人情珈琲」で、垣根志麻の後輩・馬場役を足立梨花、平凡な毎日に嫌気がさし、死が頭をよぎるようになる女性を描く「死にたがり珈琲」の早野美咲役を貫地谷しほりが演じる。

 貫地谷は「早野美咲は、全身ベージュのなんとも言えない不思議な洋服に絶望を抱えたこんだ役。台本を読んで分からないなぁと思いながらも、台詞が口から出てきたら気持ちが震え共感していました」と振り返る。

 第2話では、東京に憧れを抱いた田舎町の女子高生が軸となる「キラキラ珈琲」の大門雅役で山田杏奈、夢を持ってやってきた東京で挫折した過去を持つ「だめになった珈琲」の礼役で臼田あさ美が出演する。

 山田杏奈「雅はパワフルで、希望に溢れていて目指すものだけをまっすぐに見つめる少女です。日々を過ごすうちに心の奥底にしまい込んでしまいそうな情動や熱量を彼女に思い出させてもらいました」とコメント。

 第3話では、仕事もルックスも完璧な都会のサラリーマンの悲喜こもごもを描いた、荻上直子によるオリジナルエピソード「男子珈琲」の飯田正彦役で戸次重幸、正彦の妻・由美役で筧美和子、飯田の同僚・森役で小手伸也が出演。田舎町でスナックのママとして生きる男性の物語「金魚珈琲」の主人公・アケミ役を滝藤賢一、アケミの同級生・遠藤役を丸山智己が演じる。

 滝藤は「荻上監督と【アケミ】についてじっくり話し合えたことや、衣装合わせとウィッグ合わせを念入りに行えたことが、私の中に眠る何か不思議な感覚を刺激し、突如パカっと開いたような気が…」と明かし、「癖になりそう。
困ったわ」と付け加えた。

 ドラマ『珈琲いかがでしょう』は、テレビ東京系にて4月5日より毎週月曜23時6分放送。 第1~3話にゲスト出演するキャストのコメントは以下の通り。

■第1話「人情珈琲」ゲスト:足立梨花(馬場役)
原作を読ませていただいたとき「うわぁー馬場ちゃんヤバいなぁ」というのが第一印象でした(笑)。今回のドラマではヤバいだけではない馬場ちゃんを見せられたらと思います。そして中村倫也さん演じる青山さんの珈琲はとても美味しくて安心できました。

珈琲を淹れる所作がとても綺麗で心が落ち着いて魅入ってしまうぐらい…そんな温かさを感じていただけるドラマになっていると思います。ぜひ、このドラマでホッと一息ついてください!

■第1話「死にたがり珈琲」ゲスト:貫地谷しほり(早野美咲役)
今回演じる早野美咲は、全身ベージュのなんとも言えない不思議な洋服に絶望を抱えたこんだ役。台本を読んで分からないなぁと思いながらも、台詞が口から出てきたら気持ちが震え共感していました。大なり小なりみんな抱えている。光はすぐそこにあるかもしれないと思えた撮影でした。

初めましての荻上監督との現場はとても楽しかったです!ぜひお楽しみください。


■第2話「キラキラ珈琲」ゲスト:山田杏奈(大門雅役)
私が演じた雅はパワフルで、希望に溢れていて目指すものだけをまっすぐに見つめる少女です。日々を過ごすうちに心の奥底にしまい込んでしまいそうな情動や熱量を彼女に思い出させてもらいました。

青山さんと出会うことで巻き起こるドラマを是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。

■第2話「だめになった珈琲」ゲスト:臼田あさ美(礼役)
第二話で礼役を演じました。短い撮影期間ではありましたが、森監督がとても丁寧に演出してくださり、作品を通して、役を通して、私自身が一歩前に進めたような感覚があります。

珈琲の香りがすると、思い出す作品です。皆様にも楽しんで頂けたら幸いです。

■第3話「男子珈琲」ゲスト:戸次重幸(飯田正彦役)
私の役は原作にないオリジナルの役なんですが、これが、スタッフさんには「自分たちの周りに必ずいる人間」という意味で、一番共感を得る役らしいです(笑)。

憎まれ役は大好きですので、楽しんで演じさせて頂きました。珈琲の香りに包まれた、気持ちの良い現場でした。

■第3話「男子珈琲」ゲスト:小手伸也(森役)
戸次さん演じる飯田の同僚こと、森役の小手伸也です。実は戸次さんとは誕生日も一月違いのほぼ同い年なんですが、「そうは見えない」という皆様の声に今から耳が痛い気分です(笑)。


今回、頭頂部にやや挑戦的な“役作り“をご披露致しておりますので、そちらも併せてお楽しみ頂けたら幸いです!愛すべき中年男性の悲哀が光るショートストーリー、ご期待ください!

■第3話「男子珈琲」ゲスト:筧美和子(飯田由美役)
監督の創り出される包容力のある穏やかな空間の中で戸次さんとの独特な夫婦関係を築いていくのがとても楽しかったです。家で運動をするシーンなどはつい笑ってしまいそうになりました。

由美としては、楽観的で猫のような柔らかさと自分の中の"好き"なものへの素直さというのは大事にしようと意識しました。

■第3話「金魚珈琲」ゲスト:滝藤賢一(アケミ役)
クランクイン前に荻上監督と【アケミ】についてじっくり話し合えたことや、衣装合わせとウィッグ合わせを念入りに行えたことが、私の中に眠る何か不思議な感覚を刺激し、突如パカっと開いたような気が…。後は自然と受け入れるだけでした。

中村倫也さんに全てを委ねることで【アケミ】が【アケミ】として存在できたように思います。ハァ、、癖になりそう。困ったわ。

■第3話「金魚珈琲」ゲスト:丸山智己(遠藤 役)
原作、監督、キャスト、非常に個性的で独特の世界感を持つ皆さんの融合で、ここから一体どんなものが生まれるのか、現場中ずっとワクワクしていました。きっと味わったことのない味に仕上がっていることでしょう! 極上ブレンドの邪魔をしていなければいいけど笑

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