スター育成プロジェクト「私が女優になる日＿」合格者12名発表　秋元康「新鮮だった」

TBSスター育成プロジェクトとして、芸能事務所・田辺エージェンシーと秋元康、TBSがタッグを組んだ「私が女優になる日＿」。同プロジェクトの合格者12名が決定し、13日にセレモニーが行われた。メンバーには、元NGT48の高倉萌香さんも含まれ、その中から今後の活動等について相談・協議ののち10名が、4月17日にスタートする演技バトル番組『私が女優になる日＿』に、ドラマへの出演権をかけて出演する。【写真】スター育成プロジェクト「私が女優になる日＿」合格者12名と演技バトル番組に出演する10名 オーディションは全国の10代女性を対象に行われ、応募者約9000人。1次の書類審査、2次のリモート面接、3次の対面面接には41名が参加し、それぞれの個性を引き出す自己PRタイムと、過去のTBSドラマのワンシーンを参加者同士で演技審査が実施され、12名の合格者が決定した。この中から、10名がドラマ出演権を勝ち取るべく、演技バトル番組『私が女優になる日＿』に出演する。 プロジェクトの総合プロデューサーである秋元康氏は「いつものアイドルのオーディションとは違って、原石のままだった」と言い、合格者たちを「土のついた泥だけらの石ころみたいな素材」と表現。「12人12色の色を持っている。そこが今まで（のオーディション）と違って新鮮だった」と語った。また、TBSの佐々木卓代表取締役社長は「テレビ界の大スター、大女優になってほしい」と期待を寄せた。 新潟県出身の高倉さんは「家族と話したとき『あなたは落ちるから大丈夫』と言われてここに来た。名前を呼ばれたときは正直『うそだ』と思ってビックリした」と心境を告白。「自分らしく、ナチュラルな演技ができる女優になりたい」と意気込んだ。 秋元氏は高倉さんに関して、1次・2次の審査員には「女優志願の普通の女の子として、一般の人と同じ扱いにしてください」と伝えたという。「久しぶりに卒業して以来ぶりに会った。NGT時代から不思議な魅力を持っていた子。意外にお芝居上手いなと思った」と褒め称えた。 奈良県出身の乾らいむさんは、おぼつかない足つきでステージに上がり、合格した今の心境を問われて「皆かわいくて、顔小っちゃくて『へっ！？』と思っていた。（本セレモニーの）あの席で諦めていた。（合格者として名前を呼ばれて）『真か！？』と思った」と告白。地元・奈良県の良い点を問われて「鹿の礼儀の正しさ」と答え、続けて千原ジュニアのモノマネを披露する場面もあった。 香川県出身の飯沼愛さんは、憧れの女優をたずねられて「橋本環奈さんが好き。見ているうちにだんだん女優という目標をくれた存在」と回答。他11人は「ライバルでもあるけど、同じ夢を持った仲間。皆でがんばっていきたい」話した。 合格者12名は以下の通り。・赤穂華さん／15歳／兵庫県出身（※）・飯沼愛さん／17歳／香川県出身（※）・岡田里穗さん／18歳／東京都出身（※）・渋谷風花さん／18歳／青森県出身（※）・高倉萌香さん／19歳／新潟県出身（※）・高橋七海さん／16歳／宮城県出身（※）・武山瑠香さん／14歳／東京都出身（※）・出口真帆さん／13歳／福岡県出身（※）・肱岡加那美さん／18歳／岐阜県出身（※）・三浦涼菜さん／17歳／福岡県出身（※）・伊藤美優さん・乾らいむさん（※）マークが付いている合格者が演技バトル番組『私が女優になる日＿』に出演 スター育成プロジェクト『私が女優になる日＿』は、TBS系にて4月17日より毎週土曜24時58分放送。