『漁港の肉子ちゃん』下野紘、出演決定　トカゲ＆ヤモリともう1役「劇場で探してみて」 (2021年3月30日)

明石家さんまが企画・プロデュースを手掛ける劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』に、声優の下野紘が出演することが決まった。下野はトカゲ役とヤモリ役などを演じる。【動画】下野紘、トカゲ＆ヤモリ＆“？”役で出演 『漁港の肉子ちゃん』メイキング＆コメント映像 本作は、漁港の船に住む2人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長の物語。企画・プロデュースのさんまのほか、監督を渡辺歩、キャラクターデザイン・総作画監督を小西賢一、脚本を大島里美が務め、アニメーション制作はSTUDIO4℃が担当する。 キャストとして、主人公・肉子ちゃん役を女優の大竹しのぶ、娘・キクコ役を木村拓哉と工藤静香の娘でフルート奏者・モデルのCocomi、キクコの同級生・二宮役を声優の花江夏樹が演じる。 アニメ『鬼滅の刃』の我妻善逸役、『進撃の巨人』コニー役を務め、今年の声優アワードのMVSにも選ばれた声優・下野が演じるのは、トカゲ役とヤモリ役。1月2日に放送された『新春大売り出し！さんまのまんま』に花江と出演した下野は、花江の本作への出演を知って自身も出演を希望。番組はそこから公開オーディションの様相に。 さんまから「トカゲの声できる？」と聞かれた下野は「できます！」と即答し、リクエストにテンポよく、難なく対応。「いいねぇ～～！」と盛り上がったさんまが「お仕事の依頼はきちんとしたルートで」と告げたまま結果はお預けとなっていたが、正式にオファーされ下野の参加が決定した。 「まさか『さんまのまんま』が、オーディションの場になるとは思っていませんでした（笑）」と驚く下野は、「今年は“トカゲ”に縁があるのでしょうか…別の作品で人間味のある人型のトカゲを演じる機会があったのですが、今回のようにトカゲの形をしたトカゲに声を当てたのは人生で初めてだと思います」とコメント。 さんま、渡辺歩監督とのアフレコを映したメイキング映像も公開された。下野は、「ヤモリは肉子ちゃんやキクコちゃんの心情を代弁する意味深い役なので、台詞に色をつけないように、生き物だけれど無機質な感じも意識しながら演じさせていただきました」と振り返り、「ヤモリの時は、監督に、イケボ（イケメン系ボイス）でお願いしますとリクエストされまして（笑）。イケボ・ヤモリにもご期待ください」とアピール。最後にトカゲ、ヤモリに加えもうひと役演じていることも明かしたが、役どころについては「ぜひ劇場で探してみてください」としている。 劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』は6月11日より全国公開。