杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第17週「うちの守りたかった家庭劇」(第83回)が31日に放送され、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅が漫才師役で初登場し、千代と即席漫才を披露すると、ネット上には「おお、笑いの力~!」「千代との即席漫才最高」といった反響が寄せられた。
【写真】岡安がのれんを下ろし、“シズ”篠原涼子はお茶子たちにねぎらいの言葉をかける
福助(井上拓哉)の出征と芝居茶屋「岡安」の廃業から時は流れ昭和20年4月。
千代と一平(成田凌)が同じ防空壕へ逃げ込むと、そこには赤ちゃんを抱えた女性が一人。赤ちゃんが泣き出してしまうと、中年男性は女性に「静かにさせ!」と言いがかりをつける。
中年男性の理不尽な要求に防空壕内が険悪な雰囲気となる中、千代に対して「ハナコ!ハナコやろぉ?」と呼びかける男の声が聞こえる。「人違いだす」と驚く千代に男は「いやいや、ハナコは人ちゃう。昔飼うてた牛や」とポツリ。防空壕内にクスクス笑いが漏れる中、千代が「誰が牛やて?」と返すと、男が「よう見たらちゃうなぁ。ハナコによう似た牛さんや」とかぶせ険悪なムードを一気に明るく変えてみせる。周りの人々の笑い声で我に返った千代は、初対面の男と即席で漫才を披露し、防空壕の中を爆笑で包んでしまう。
千代に話しかける男として塚地が登場すると、ネット上には「突然の塚地!」「とんでもないとこに新キャラが!」などの声が集まった。