映画史上最も象徴的な2大モンスター、<破壊神>ゴジラと<守護神>コングが激突する映画『ゴジラvsコング』の日本語吹き替え版キャストとして、芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、田中圭、田中みな実、津田健次郎、坂本真綾の出演が発表された。併せて、MAN WITH A MISSIONの日本版主題歌入りの“日本語吹き替え版”予告が解禁となった。
【写真】芦田愛菜、田中裕二、田中みな実ら『ゴジラvsコング』アフレコ姿も
本作は、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきたハリウッド版『ゴジラ』シリーズと、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の壮大な世界観がクロスオーバーする、「モンスター・ヴァース」シリーズ最新作。
キャストには、アレクサンダー・スカルスガルド ミリー・ボビー・ブラウン レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーのほか、日本からは本作がハリウッドデビューとなる小栗旬も出演する。
今回発表となった日本語吹き替え版キャストは、前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に引き続き、芦田愛菜、田中圭。新たに田中裕二、尾上松也、田中みな実、さらには声優の津田健次郎、坂本真綾の参加が決定。
芦田愛菜は、ゴジラを信じてゴジラを追い続ける高校生・マディソン役、そのマディソンの父親であり特務機関モナークの幹部マーク・ラッセルを田中圭が務める。そして、今回新たに、マディソンの級友でハイテクヲタクの高校生ジョシュ役に長編実写映画で初の声優となる爆笑問題の田中裕二、ハイテク企業エイペックスの陰謀説を唱える変わり者でマディソンと行動を共にするバーニー役に実写映画吹き替えは初経験の歌舞伎俳優の尾上松也、世界最強のハイテク企業エイペックスを先導するやり手の重役マイアを本格的声優初挑戦となる田中みな実が挑む。
さらに、『テニスの王子様』や朝ドラ『エール』のナレーションなど数多くの作品で人気の声優・津田健次郎、『黒執事』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』など人気声優で歌手の坂本真綾も参戦する。
また、日本語吹き替え版予告編は、先日発表となった日本版主題歌を務めるMAN WITH A MISSIONの新曲「INTO THE DEEP」を使用し、超巨大級のモンスタービートと共に繰り広げられる圧倒的な映像となっている。。
映画『ゴジラvsコング』は5月14日より全国公開。
今回発表された日本語吹き替え版キャストコメントは以下の通り。■芦田愛菜(マディソン・ラッセル役)
長い間多くの方に愛されているゴジラという作品に再び参加させていただくことができ、とても嬉しいです。
■田中裕二(ジョシュ・ヴァレンタイン役)
3、4歳の頃、父親に連れて行ってもらい映画館で初めて観た映画がゴジラシリーズ作品で、「ゴジラ」は子供の頃からの憧れだったので、今回のオファーを受けた時は遂に来たか!という気持ちになりました。その反面、今までに吹き替えのお仕事の経験はありますが、難しくて苦手意識があるので、実写映画は初めてなこともあり、来てしまったかという気持ちもあります(笑)。相方の太田に、『ゴジラ』吹き替えのオファーがあったことを言うと、「なんで下手くそなお前にオファーが来るんだ!」と自分がやりたいから絶対怒るんです。だから太田にはこのお仕事は極秘です(笑)。演じるジョシュは芦田愛菜さんが声を演じているマディソンと同じ高校生の役柄なので、遂に愛菜ちゃんと同級生か!と何だか(鈴木)福くん気分です(笑)今作は、凄い迫力で面白く、昔からのゴジラファンもそうでない方も楽しめる作品ですので、ぜひ大きなスクリーンの映画館で観て欲しいです!
■尾上松也(バーニー・ヘイズ役)
オファーをいただいてとても嬉しかったです。前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』からどのように物語が展開していくのかをとても楽しみにしておりましたので、まさか自分が吹き替え声優で参加させていただけるとは思ってもいませんでした。友人の小栗旬さんに、オファーがあったことをすぐにお伝えしましたら喜んでくれました。吹き替えを収録しながら、あらためてこんな大作に友人が出演しているのは凄いことだなと感動していましたね(笑)
(組織の陰謀を探る)バーニーというとても重要な役どころで、ミステリアスな部分も持ち合わせ、個性のとても強いキャラクター。やりがいのあるお役を演じさせていただきました。
最近、映画館に行く機会が無い方がいらっしゃるかもしれませんが、今作は久しぶりに大迫力のハリウッド映画の醍醐味がつまった映画です。僕は松井秀喜さんの大ファンなので絶対的なゴジラ派ですが(笑)、ゴジラファンもコングファンも納得の内容になっておりますので、この衝撃の体験を映画館でぜひ味わってください!
■田中圭(マーク・ラッセル役)
演じたマーク役のカイル・チャンドラーと年齢差があって、前回同様に年上の声を出す難しさは痛感しました。とにかく声を少しでもおっさんになれ!と思って、その一点に集中して頑張りました(笑)。吹き替えすることの面白さや楽しさも難しさと同じくらい感じられたので、今後もやってみたいと素直に思えるお仕事の一つになりました。今回は前作よりも出番が少ないので、だいぶ気が楽でしたね(笑)前作の時に、ジャパンプレミアにてゴジラロード歩かせてもらって、とにかく本当に年齢問わず、性別問わず、多くのファンの方がいて、「ゴジラ」は世界中で根強く愛され続けている作品だと感じています。その作品に旬くんが出演されていて、旬くんらしさのまま、世界の舞台で戦っている先輩はカッコいいなと思いました!流石です。そして、『ゴジラvsコング』は、今回も大迫力の最高にカッコいい、モンスターバトルが繰り広げられる映画になっていて、めちゃくちゃ面白い作品に仕上がっています!!皆さんもぜひお楽しみにしていてください!
■田中みな実(マイア・シモンズ役)
声の仕事をライフワークにしたいと局アナのころから漠然と考えていて。吹き替えという、自身にとって新たなジャンルの声の仕事のお話をいただけて嬉しく思います。短い時間ではありましたが、程よい緊張感のなか楽しく臨むことができました。演じたマイアは感情を表に出さない、クールで勝気なキャラクター。周囲の意見に耳を貸さず正しいと思ったら突き進むその様は、若干自分と通ずる部分があるとも感じました(笑)余談ですが、私の父が大のゴジラ好きで書斎に大小様々なゴジラのフィギュアを飾っているんです。
■津田健次郎(ネイサン・リンド役)
このような大作に吹き替えで参加出来る事を嬉しく思いました。映画は意外性に溢れた迫力ある映画になっていると思います。収録は丁寧に、そしてとてもスムーズに進みました。劇場で観られるのを楽しみにしています。
■坂本真綾(アイリーン・アンドリューズ役)
「ゴジラvsコング」の公開を待ちわびている友人がたくさんいるので、私が声の出演していること、早く自慢したくてたまりませんでした。今日からやっと言えて嬉しいです!
大きなスクリーンで見たいシーンの連続。映画館で見るのが私も楽しみです。