女優のリリー・コリンズと俳優のサイモン・ペッグが初共演を果たしたミステリー映画『インヘリタンス』が、6月11日より公開されることが決定。予告映像と場面写真が解禁された。
【動画】父が遺したものは地下に囚われた男―― 『インヘリタンス』予告編
本作は、名家に隠された忌まわしき秘密を巡るミステリー作品。主演を務めたのは、映画『白雪姫と鏡の女王』『あと1センチの恋』やNetflixドラマ『エミリー、パリへ行く』のリリー・コリンズ。急死した資産家の父が遺した、家族にまつわる秘密を解き明かそうと奔走する検事を熱演する。一方、『ミッション:インポッシブル』シリーズの実力派俳優サイモン・ペッグが演じるのは、30年に渡り地下室に囚われていた謎の男。痩せこけ狂気を帯びた人物を演じるため6ヵ月に渡る肉体改造に挑み、体脂肪率6%の筋肉質な身体を作り上げた。監督は、『アニー・イン・ザ・ターミナル』のヴォーン・スタイン。
ニューヨークの政財界に絶大な影響力を持つ銀行家のアーチャー・モンローが急逝した。アーチャーの遺産は妻と政治家の息子、そして地方検事である娘のローレン(リリー)へと相続された。さらにローレンへは、アーチャーからの「真実は掘り起こすな…」という遺言とともに1本の鍵が遺されていた。ローレンは遺言を頼りに、邸宅の裏手に隠された扉を発見。鍵は地下室への扉を開けるものだった。
地下へ足を踏み入れたローレンは、鎖に繋がれた男(サイモン)を発見。
予告映像は、突然亡くなった父から鍵を相続した主人公ローレン(リリー)が、その鍵を使って地下室の扉を開けるシーンからスタート。彼女がおそるおそる入っていくと、そこには男が囚われていた。ローレンの父の手により囚われたと語る男は、「父と過去に何が?」と問うローレンに「話してやろう。ヤツと俺との因縁を。あらゆる悪徳に染まった下劣な男だった。そしてー」と、過去の因縁と忌まわしき秘密を明かす。ローレンはそんな男の言葉に「ウソよ!」と叫び、やがて「何が真実なの」と精神的に追い詰められていく。果たして男は罪なき善人なのか。そしてローレンの遺産(インヘリタンス)とは。
主演のリリーは本作について「ハラハラドキドキすること間違いなしのスリラーです。願わくば、ご覧になる皆さまが予想もできないような真相へお連れしたい。脚本を読んだとき、私は二度驚かされました。ローラーコースターのような体験をお楽しみください」とメッセージを寄せている。
映画『インヘリタンス』は6月11日より全国順次公開。