アニメ映画『リクはよわくない』の声優キャストとして、森川智之杉田智和森久保祥太郎花江夏樹浅野真澄松本梨香の出演が決定。併せて、原作者の坂上忍とくっきー!、女優の片平なぎさの出演も発表された。



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 タレントの坂上忍が子供の頃の愛犬とのかけがえのない日々をつづり、くっきー!が挿絵を担当する同名絵本をアニメ化した本作は、5歳の“ぼく”が犬たちとの交流を通して、いのちの大切さを学んでいく姿を描く。

 桜の花びらが舞い散る春の日、ぼくのうちに子犬のリクがやって来た。怖がりでワナワナと震えるやせっぽちのリク。「うちの4匹の犬の兄弟たちとたくさん遊んで、ご飯をいっぱい食べれば、ぜったい元気になる!」。犬のお兄ちゃん、ツトム、ヨースケ、マルちゃん、パグゾウたちと一緒にお散歩したり、ぼくのおひざ争奪戦をするうちに、リクはどんどん元気を取り戻していく。ある日ぼくは、家族みんなで海へ遊びに行くことを思いつく。

 やんちゃな犬の兄弟たちの声は、気の強いチワワのツトム(長男)に森川智之、お調子者のミニチュア・ダックスフントのヨースケ(次男)に杉田智和、菩薩のように穏やかなフレンチ・ブルドッグのマルちゃん(三男)に森久保祥太郎、食いしん坊のパグのパグゾウ(四男)に花江夏樹、そこに末っ子として加わるイタリアン・グレーハウンドのリクに浅野真澄が決定。

 ストーリーテラーとなるナレーション“ぼく”を『ポケットモンスター』シリーズの松本梨香が担当する。さらに、原作者の坂上忍とくっきー!も、「ぼく」のお父さんとペットショップの店員役の声を担当。『坂上どうぶつ王国』で共演する片平なぎさがお母さん役で友情出演する。

 リク役の浅野真澄は「私の家には猫が4匹いるのですが、動物と暮らす楽しさ、愛しさは猫も犬も同じなんだなと、とても共感しました。動物って、幼い子供のようなまっすぐな思いをぶつけて来てくれますよね。
リクを演じるときも、そういうピュアな気持ちをセリフに載せられたらいいなって思っています」とコメントしている。

 アニメ映画『リクはよわくない』は、今秋全国公開。 出演キャストのコメント全文は以下の通り。

■森川智之(ツトム)
私は犬との出会いによって人生が変わりました。10数年前に愛犬のアクセルは旅立ちましたが、命の大切さを教えられたことは勿論、彼からもらった最大級の愛情に今も豊かな生活がおくれています。ツトム君を演じさせて頂く理由はただひとつ、沢山の人たちに、この作品のすばらしさを届けたいという一心です。

■杉田智和(ヨースケ)
犬役は珍しくありません。特に断る理由はありませんでした。今まで出会ってきたミニチュアダックスの動き、表情、舌技を思い出しながら収録に臨もうと思います。よろしくお願いします。

■森久保祥太郎(マルちゃん)
穏やかな性格の三男の犬を演じさせていただきます。穏やかなマルちゃんにとって、リクの存在とはどういったものなのか? その辺りを大切にしながら演じさせていただきたいと思います。


■花江夏樹(パグゾウ)
今回、パグのパグゾウ役で出演します花江夏樹です。僕自身は猫がいる生活を送っていますが演じる役柄は犬が多いので、今回も楽しみです。まだアフレコ前ではありますが犬がいる生活の素晴らしさや命の大切さを感じ、伝えていけるように尽力しますので公開をお楽しみに!

■浅野真澄(リク)
原作の絵本を読んだとき、切ない物語に胸をつかまれました。私の家には猫が4匹いるのですが、動物と暮らす楽しさ、愛しさは猫も犬も同じなんだなと、とても共感しました。動物って、幼い子供のようなまっすぐな思いをぶつけて来てくれますよね。リクを演じるときも、そういうピュアな気持ちをセリフに載せられたらいいなって思っています。

■松本梨香(ナレーション“ぼく”)
今回出演依頼のお話をいただいた時、生まれたときからずっと犬や猫が家族の一員として生活してきた私にとって、とても嬉しい出来事でした。この作品をより多くの方々に観て頂き、出会いや別れ、そして何より生命の大切さをあらためて考えていただけたらと思います。

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