俳優の西島秀俊が主演する日曜ドラマ『真犯人フラグ』が、日本テレビ系にて10月期と2022年1月期の2クール連続で放送されることが決まった。西島は日本テレビの連続ドラマ初主演。



【写真】ドラマ『真犯人フラグ』キャスト陣

 本作は、秋元康が企画・原案を務め、『あなたの番です』の制作スタッフが贈る、完全オリジナル新作ミステリー。

 ごく普通の真面目なサラリーマンだが、家族が失踪したことで日本中の注目を浴びる“疑惑の男”になってしまう主人公・相良凌介を、西島が演じる。

 凌介の妻で、ある日突然子どもとともに姿を消してしまう相良真帆役には宮沢りえ。民放連続ドラマへの出演は2004年10月放送『一番大切な人は誰ですか?』(日本テレビ系)以来17年ぶりとなる。

 失踪の謎を凌介と共に追う部下・二宮瑞穂役には芳根京子。頭の回転が速いしっかり者で、お人よしの凌介をしった激励しながら、真実を暴いていく“相棒”となる。

 主人公・相良凌介(西島)は、中堅の運送会社に勤める平凡なサラリーマンで、おっとりしていてお人よし。明るくチャーミングな妻の真帆(宮沢)は、スーパーでパートをしながら家計を支えるしっかり者。仲良し夫婦の2人には、高校生の娘と小学生の息子がおり、郊外に念願のマイホームを建設中だ。家族4人、“一点の曇りもない幸せな家庭”のはずだった。あの日までは。

 ある日、妻と子どもたちがこつぜんと姿を消した。
何の手がかりもつかめない中、失踪が明るみに出たことで、一気に世間の注目を浴びる凌介。しかし、とあるSNSの投稿で、“悲劇の夫”から一転、“疑惑の夫”に。「あのダンナが殺したんじゃないの?」と、家族を殺害した“真犯人フラグ”を立てられながらも、凌介は頼れる部下・二宮瑞穂(芳根)の助けを借り、真実を暴く戦いに挑んでいく…。

 主演の西島は「『真犯人フラグ』の物語は、ミステリーであり、家族愛や友情についてのヒューマンドラマであり、そしてコメディでもあります。沢山の素敵な共演者のみなさんとご一緒するのが今からとても楽しみです。きっと自由で笑いにあふれた楽しい現場になると思います。末はあえて聞いていません。共演者全員、それぞれに必要な情報しか与えられていないようです」と話す。

 企画・原案の秋元は「ネットでは、毎日、実際に起きた事件の“捜査会議”が行われています。『絶対に◯◯が犯人だと思う』根拠がなくても、それぞれの理屈で“犯人探し”が展開されるわけです。いくつかの条件を満たしただけで、『真犯人フラグ』を立てられた人はいい迷惑でしょう。身の潔白を証明するためには真犯人を見つけるしかありません。
さぁ、あなたは、誰に『真犯人フラグ』を立てますか?」とコメントを寄せている。

 日曜ドラマ『真犯人フラグ』は、日本テレビ系にて10月期と2022年1月期の2クール連続で放送。

 コメント全文は以下の通り。<コメント全文>
■西島秀俊
僕が演じる相良凌介は、家族を大切にしている穏やかな男ですが、その家族が失踪し、次々と事件に巻き込まれていきます。
「真犯人フラグ」の物語は、ミステリーであり、家族愛や友情についてのヒューマンドラマであり、そしてコメディでもあります。
沢山の素敵な共演者のみなさんとご一緒するのが今からとても楽しみです。きっと自由で笑いにあふれた楽しい現場になると思います。
結末はあえて聞いていません。共演者全員、それぞれに必要な情報しか与えられていないようです。
何が起きて、誰が怪しいのか。
僕も皆さんと一緒に考察していきたいと思います。

■宮沢りえ
企画書の段階でこんなにわくわくすることはないなと思い、早く犯人が知りたい!とのめり込んで読んでしまいました。
登場人物全ての人が怪しく感じられて、全ての人が主役になる瞬間があるのが、とても素敵な台本だなと思っています。
西島さんが演じられる凌介の妻・真帆という役は、マイホームも手に入れ、みんなが憧れるような素敵な家庭から、突然失踪してしまいます。このミステリーの鍵を握る人物かもしれません。
実は、結末はまだ知らないんです。この作品に関われて、視聴者の方より少し早く真相を知る特権があるので、とても楽しみにしています。

■芳根京子
『あなたの番です』に本当にハマって、家族ですごく楽しみに見ていたので、そのチームで作る作品に参加させていただくことが本当に嬉しいです。
私が演じる二宮瑞穂という女性は、西島さん演じる相良課長と同じ部署で働く部下なんですが、課長は少しおっとりしていて抜けているところがある男性なので、そこをビシバシ引っ張って、一緒に真犯人を探しに行きます。
私も結末を知らないので、「早く次の台本が欲しい!」ってお伝えしてしまうくらい、ストーリーが進んでいくことが楽しみで仕方がないです。

■企画・原案:秋元康
ネットでは、毎日、実際に起きた事件の“捜査会議”が行われています。「絶対に◯◯が犯人だと思う」根拠がなくても、それぞれの理屈で“犯人探し”が展開されるわけです。いくつかの条件を満たしただけで、『真犯人フラグ』を立てられた人はいい迷惑でしょう。
身の潔白を証明するためには真犯人を見つけるしかありません。

さぁ、あなたは、誰に『真犯人フラグ』を立てますか?

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