米倉涼子、綾野剛は「とにかくストイック」　『新聞記者』“ベスト3に入る”キツい役作り明かす
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　女優の米倉涼子と俳優の綾野剛が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」の藤井道人監督と共に出席。初共演の2人がお互いの印象や過酷な役作りを明かした。



【写真】大人の雰囲気あふれる米倉涼子＆綾野剛、全身ショット　「Netflix Festival Japan 2021」より

　米倉と綾野はNetflixシリーズ『新聞記者』にて共演。本作は2019年6月に劇場公開され大ヒットした映画『新聞記者』をさらにスケールアップした全6話のドラマ。キャストを一新し、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈役を米倉、理想を抱きつつも組織の論理にほんろうされる若手官僚・村上真一役を綾野が演じる。

　本作について米倉は「ストーリーも役柄もとてもチャレンジング」と告白。役柄については、最初はもっと強いキャラクターを作っていこうと思っていたが、監督からは「もっと声も小さく、もっと静かでいいので」と指摘されたという。米倉は「私の構想はすべてぶち壊されちゃったんです（笑）」と笑いながらも「新しい役の姿を頂けたなと思って感謝しています」と語った。

　綾野はオファーを受けた心境を「とても信頼している藤井監督からのオファーということで、断る理由がまずなかったのと、主演が米倉さんと聞いていたのでぜひご一緒したいという思いで。前から米倉さんの瞳はとても研ぎ澄まされていて、最後にその瞳の中に映る景色はどうなってるんだろうな、っていうのを、自分自身もこの作品を通して1番見たいところではあったので、即決でお受けしました」と明かす。今回の役は「ベスト3に入るくらい精神的にキツい役でしたね」と振り返った。

　本作で初共演となる米倉と綾野。米倉は綾野について「噂ではかっこよくてちょっと変わり者、みたいな。変わり者なんでしょうけど、とにかくストイックだな、と」とコメント。
続けて「今回は体作りとかもがんばって、どんどん病んでいったりする姿を見て『がんばってるな、偉いな、私がんばり足りないのかな』と思いながら見てました」と打ち明けた。

　一方、綾野は米倉を「ただただ素敵な人です。その一言に尽きます」と称賛し「あったかいんですよ、米倉さんって本当に」としみじみ。米倉は「すみません、褒めてもらっちゃって！　ありがとうございま～す！」と笑顔を見せた。

　Netflixシリーズ『新聞記者』は、Netflixにて2022年1月13日より全世界独占配信。全6話。

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