神木隆之介×柴咲コウ『ホリック xxxHOLiC』　追加キャストに松村北斗＆玉城ティナ

俳優の神木隆之介と女優の柴咲コウがダブル主演を務める蜷川実花監督最新作『ホリック xxxHOLiC』に、追加キャストとして、松村北斗と玉城ティナが出演することが発表された。【写真】ツインテールで九軒ひまわりを演じる玉城ティナ 原作は、創作集団・CLAMPの大ベストセラー同名コミック。小説化、アニメ化、実写ドラマ化、舞台化された人気コミックを、『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川監督が、艶やかで華やかな圧巻のビジュアルで初めての実写映画化に挑んだ。 人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日（ワタヌキ）。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」。妖しく美しい【ミセ】の女主人・壱原侑子（ユウコ）は、四月一日の願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁くのだが――。 四月一日役を神木隆之介、壱原侑子を柴咲コウが演じる本作に、今回新たに松村と玉城が出演することが決定。俳優のほかSixTONESのメンバーとしても活躍し、本作で蜷川監督作品に初出演を果たす松村が演じるのは、四月一日のクールでミステリアスな同級生・百目鬼静（どうめき・しずか）役。四月一日と同様に特殊な能力を持ち、彼と関係性を深めていく百目鬼は、寺の息子で巧みな弓の使い手という設定のため、松村は弓道の特訓を重ねて撮影に挑んだ。百目鬼が“アヤカシ”との戦いで披露する＜弓アクション＞も必見だ。 一方の玉城は、『Dinerダイナー』ではヒロインのオオバカナコを演じ、Netflixドラマ『FOLLOWERS』にも出演、今年10月には写真家でもある蜷川監督撮りおろしによるデビュー10周年記念写真集「世界」を刊行するなど、まさに蜷川作品に欠かせないミューズともいえる女優。そんな彼女が本作で演じるのは、心を閉ざしている四月一日に明るく接するツインテールの美少女・九軒（くのぎ）ひまわり役。同級生の四月一日と百目鬼の前ではいつも笑顔だが、実は彼女にも秘密があり…という難役に挑み、新境地を見せる。 今回解禁された松村と玉城のビジュアルは、蜷川監督による撮りおろし。濡れ髪の袴姿が印象的な百目鬼（松村）と、トレードマークの笑顔を封印したひまわりを捉えたものとなっている。 本作への出演について、松村は「神木さんや柴咲さんがお芝居によって提示する説得力に引っ張って頂き、必死について行きました。刺激的な映像に繊細なメッセージが込められた作品の一部になれたことを本当に嬉しく思います」。玉城は「現場では、神木さん、松村さんと同じシーンが多くて、どんなにシリアスなシーンでもカットがかかれば、本当の同級生のようにお喋りしたり、と思えば散らばったり、自由な三人でとても楽しく撮影を終える事ができました。柴咲さんと同じシーンの時は、佇まいが侑子さんにしか見えなくて、こっそりドキドキしながら監督の演出に耳を傾けていました」と語っている。 映画『ホリック xxxHOLiC』は2022年4月29日全国公開。【出演者全文コメント】■松村北斗（百目鬼静役）蜷川監督の作品は以前から好きで、そこにある世界観に憧れを抱いていました。現場では蜷川ワールドに飲み込まれたような感覚になりながら日々を過ごしていました。神木さんや柴咲さんがお芝居によって提示する説得力に引っ張って頂き、必死について行きました。刺激的な映像に繊細なメッセージが込められた作品の一部になれたことを本当に嬉しく思います。■玉城ティナ（九軒ひまわり役）今回九軒ひまわり役を演じさせてもらっています。高めツインテールで、ぱっと見元気でかわいらしい。そんな女の子を蜷川組で！？と一瞬驚きましたが、もちろんひまわりにも秘密があります（笑）。現場では、神木さん、松村さんと同じシーンが多くて、どんなにシリアスなシーンでもカットがかかれば、本当の同級生のようにお喋りしたり、と思えば散らばったり、自由な三人でとても楽しく撮影を終える事ができました。柴咲さんと同じシーンの時は、佇まいが侑子さんにしか見えなくて、こっそりドキドキしながら監督の演出に耳を傾けていました。「xxxHOLiC」実写化？どうやるの？の声に、そうきたか～！と応える蜷川監督、今回もかっこよかったです。