北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が12日、第2次世界大戦終戦80周年に際して、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩氏は、「祖国解放80周年を迎える全ての朝鮮人民は80年前に赤軍の将兵たちが立てた英雄的偉勲について真の国際主義の亀鑑として敬虔な気持ちで追憶し、朝鮮の解放のために犠牲になったソ連軍烈士たちに崇高な敬意を表するだろう」と述べた。
ロ朝両首脳は、「包括的戦略パートナーシップ条約に従って各分野での協力関係が一層深化・発展していることを高く評価し、今後の協力強化の意志を確認した」と同通信は伝えた。
プーチン氏は、「クルスク領土を解放する過程で朝鮮民主主義人民共和国が提供した支援と朝鮮人民軍軍人たちが発揮した勇敢さと英雄主義、犠牲的精神を改めて高く評価した」という
金正恩氏は、「わが国家と軍人に対するプーチン大統領の高い評価に心から謝意を表し、朝鮮民主主義人民共和国は朝ロ間条約の精神にいつも忠実であろうし、今後もロシア指導部が取る全ての措置を全面的に支持するだろう」と強調した。