北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が12日、「首都警備司令部管下狙撃兵区分隊」と「中央安全機関特別機動隊狙撃兵区分隊」間の射撃競技を観戦した。朝鮮中央通信が伝えた。
いずれの部隊も名称から、首都・平壌を防衛し、治安維持や突発事態に対応する軍事組織と見られる。
金正恩氏は、狙撃兵小銃や特殊擬装服(ギリー・スーツ)などを確かめ、部隊の射撃競技を観た。
金正恩氏は、「全ての狙撃兵を百発百中、一発必中の巧みな『猟師』に育て上げるためには彼らが極限戦闘状況を直接体験し、それに熟達する総合訓練基地を科学的に立派に整える問題が重要である」と述べた。