北朝鮮の教化所(刑務所に相当)の内部環境が一段と悪化する中、収容者が不満を口にしただけで、突然姿を消す事例が報告されているという。
教化所内部では、労働強度の増加に加え、配給量の削減が続き、収容者は常に極度の飢えと疲労に苦しめられている。
咸鏡北道のデイリーNK内部情報筋は、「最近、咸興教化所や价川教化所などから出所した会寧市住民の証言を通じ、内部の実情が密かに伝えられている」と述べた。彼らによれば、教化所内では軽率な一言が命取りになり、実際に深夜に連れ去られ二度と姿を見せない収容者もいるという。
証言によると、今年に入り、生活環境の悪化と監視・統制体制の強化が同時に進む中で、収容者の不満は高まっている。極限状態に置かれた収容者たちは「死んだほうがまし」「生きているのが辛い」「獣のように働かされて食べ物はこれだけか」と、無意識に不満を漏らすことがある。しかし、こうした言葉は政治的な不純行為とみなされ、すぐに処罰される場合があるという。
情報筋は、教化所幹部が不満の集団化を防ぐため、情報提供者を収容者の中に潜り込ませていると説明。「彼らの密告によって、夜中に連れ去られ二度と戻らない者もいる」と語った。
密告行為は、生存のための手段にもなっている。石けんやトイレットペーパー、生理用品に至るまで不足する中、幹部らはたばこや菓子などを報酬に密告を促しているという。
情報筋は「本来は罪を償い社会復帰を目指す場であるはずの教化所が、互いを監視し足を引っ張り合う非人間的な空間になっている」と強調。「『生き残るためには獣になれ』という言葉が出るほどだ。こんな悲劇がほかにあるだろうか」と嘆いた。








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