ロシアに派遣されていた北朝鮮軍の工兵部隊が本国に帰還してから、わずか数日後に再派兵される可能性が浮上した。ロシア側高官が「春にも再び戻ってくる見通しだ」と発言したためだ。
北朝鮮では12月12日、「第528工兵連隊」の帰国歓迎式典が大々的に開催された。金正恩総書記(国務委員長)は演説で工兵部隊を称える一方、「報酬も対価もなかった」と異例の発言を行ったことから注目を集めた。
金正恩氏が「タダ働き戦死」を認めた3日後の15日、クルスク州のアレクサンドル・ヒンシテイン知事がSNSで「国境地帯の爆発物除去作業において北朝鮮工兵部隊は極めて重要な役割を果たした」と評価し、「数カ月以内に再び戻ってくる見通しだ」と明らかにした。さらに「北朝鮮工兵の支援なしに国境地域の復興は不可能だ」と述べ、来春も地雷除去と土地復元作業を継続する考えを示したと米国の北朝鮮専門メディア「NKニュース」が伝えた。
北朝鮮工兵部隊は今年秋からロシア軍と共に、ウクライナ国境に近いクルスク一帯で大規模な地雷・不発弾除去作戦に投入された。州当局によれば、処理した爆発物は150万個以上、復元された土地は4万2400ヘクタールに及ぶという。ヒンシテイン知事は彼らを「兄弟」と呼び、勲章授与や両国協力を記念するモニュメント建設計画まで打ち出している。
北朝鮮工兵の帰還時期をめぐっては疑問の声も多い。当初、地雷除去だけでなくインフラ再建任務も担う予定だったが、地雷除去のみで早期帰国したためだ。
金正恩氏の「タダ働き戦死」発言の裏には、「ロシア側の評価低下と、約束された対価を受け取れなかった北朝鮮側の不満が衝突した可能性が高い」という見方もある。再派兵が実現するかは、朝ロ間の対価交渉の行方に左右されそうだ。








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