北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は5日、平壌で建設が進む「海外軍事作戦戦闘偉勲記念館」の建設現場を、党・政府幹部とともに視察した。朝鮮中央通信が6日報じた。

金総書記は、建設に動員されている軍部隊の指揮官らの出迎えを受け、工事の進捗状況を確認。施工の質の確保に尽力している軍人建設者を激励したという。

また、記念館周辺の造園計画に基づき、幹部や軍人建設者とともに植樹を行い、海外軍事作戦に参加した戦闘員の犠牲と功績を強調した。金総書記は、記念館が参戦者を顕彰し、勝利の伝統や愛国心を伝える象徴的施設になるとの考えを示した。

同通信によると、金総書記は記念館を、党と人民が戦闘功労者に示す感謝と敬意の表れと位置づけ、建設を最高水準で完成させるよう指示した。

北朝鮮は近年、軍の役割や戦闘功績を強調する記念施設の整備を進めており、今回の視察も、軍と体制の結束を内外に示す狙いがあるとみられる。

同通信の報道全文は次のとおり。

敬愛する金正恩総書記が海外軍事作戦戦闘偉勲記念館の建設現場を視察

【平壌1月6日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が1月5日、党および政府の指導幹部と共に海外軍事作戦戦闘偉勲記念館の建設現場を訪れた。

現地で、建設に動員された軍部隊の指揮官らが金正恩総書記を迎接した。

金正恩総書記は、偉大な英雄たちの永生を祈願する全国の人民と人民軍将兵の一様な心を深く刻み付けて、施工の全ての工程ごとで最上の質を保障するために献身している軍人建設者の熱い至誠に感謝を表し、激励した。

金正恩総書記は、指導幹部と共に記念館の園林造成計画に従って行われる植樹の初の鍬入れを行った

金正恩総書記は、海外軍事作戦戦闘偉勲記念館に根を下ろす一本の木、一本の草にも栄えあるわが国家の不滅さと無窮の繁栄を念願し、二つとない生命をためらわずにささげて戦った英雄戦士らに対するわが人民の限りない恭敬と崇高な道徳・信義が宿るようにすべきであると述べ、軍人建設者と共に長時間植樹を行った。

金正恩総書記は、正義と尊厳のための最も誉れ高い聖戦にささげられた参戦者らの高潔な犠牲と英雄的な偉勲は母なる朝鮮の強大さを支える丈夫な根源となり、億年揺るぎない礎石となって共和国の全ての世代の心に愛国の鼓動を増すようになるであろうと述べた。

金正恩総書記は続けて、記念館の建設現場を見て回りながら、工事の進捗状況を確かめた。

金正恩総書記は、海外軍事作戦戦闘偉勲記念館は祖国の偉大な名誉の代表者たちに対するわが党と人民の永遠なる感謝と敬意の念の結晶体であり、朝鮮人民の優れた息子らの勇敢さを象徴する時代の大記念碑であると語った。

金正恩総書記は、この建設によってわが国家の首都には勝利伝統教育の重要な思想的・精神的拠点がもう一つ生れるようになる、記念館の建立とともにわが人民は戦勝節をはじめ主要祝日を英雄たちと共に記念し、偉大なわが祖国、朝鮮民主主義人民共和国の永遠不滅さと朝鮮人民軍の必勝不敗さを全世界に力強く示すようになるであろうと述べた。

金正恩総書記は、永遠に消えない祖国の星として永久に生き続ける参戦烈士らの輝かしい姿を敬虔な思いで振り返り、党の命令に絶対忠誠を尽くし、自分の祖国の尊厳と名誉のために生命もよろこんでささげるこのような軍隊をこの世の誰もかなうことはできない、これは歴史の哲理であり、法則であると確言し、記念館の建設を最上の水準で完工する上での貴重な教示を与えた。

金正恩総書記は同日、戦闘偉勲記念館の建立にあらゆる至誠を尽くしている軍官、兵士とともに愛と信頼の記念写真を撮った。

全ての軍人建設者は、犠牲になった軍人たちの高貴な生を誉れ高く輝かせてくれる総書記の燃えるような血縁の情を一層胸熱く体感しながら、海外軍事作戦戦闘偉勲記念館を偉大な金正恩時代を代表する英雄朝鮮の聖なる記念碑として完璧に建設するという決意を固めた。---

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