最近、北朝鮮では冬休みを迎え、外国語の個人指導(家庭教師)ブームが起きている。当局が私教育(塾や家庭教師)を取り締まり、統制しているにもかかわらず、外国語の個人指導は事実上「必須」と受け止められており、地方の小都市でも郊外に住む保護者が子どもを市内中心部に通わせて家庭教師を付けるなど、外国語教育への熱気が高まっているという。
デイリーNKの平安北道の情報筋によると、現在、北朝鮮における私教育ブームは大都市にとどまらず、地方の小都市にも広がっている。すでに地方の小都市でも、メディア機器を使って外国語を独学する学生がいるほか、これに加えて個人指導を受ける学生が増えており、特に冬休みに入ってからその数がさらに増加している。
こうした中、地方小都市の郊外に住む一部の保護者は、子どもを市内中心部に住む親戚や知人の家に預け、そこで寝泊まりさせながら外国語の家庭教師を受けさせているという。経済的に余裕のある保護者は、休暇期間中、子どもを丸ごと市内に送り込み、集中的に外国語を学ばせているとのことだ。
このような雰囲気の中で、個人指導の学習形態や費用も次第に体系化されつつある。授業は通常、1日2時間、週3~5日が基本で、学習者のレベルに応じて初級・中級・上級に分けて行われている。初級クラスの場合、指導料としてコメ20~30キロを支払うケースが多く、中級・上級クラスでは中国元200~300元を現金で支払うのが一般的だという。
情報筋は「外国語の中でも特に英語と中国語が人気だが、貿易や海外派遣、外国と関わる職種で有利だという認識が以前からあるためだ」とした上で、「今年に入ってからはロシア語を学ぼうとする学生が目立って増えた」と話している。
また、当局が進める観光産業活性化政策も、外国語家庭教師ブームを後押しする要因の一つになっているという。北朝鮮国内の観光地や周辺の商業施設で働く従業員や販売員にも、1~2カ国語の外国語能力が求められる雰囲気が形成されているためだ。
情報筋は「今ではどこへ行っても、外国語ができるかどうかで得られる機会に明確な差が出る」とし、「同じ仕事をしていても、外国語ができればより多くの客を相手にでき、その分、収入を増やしたり人脈を築いたりする機会が多いと考えられている」と語った。
つまり、外国語の個人指導は特定の進路を目指すための選択というより、より多くの機会を確保するために必要な過程として認識されているということだ。
情報筋は「まず家庭教師で基礎を固め、その後は学習機器や家庭教師が作成した教材で学習を続ける方式が一般化している」とし、「外国語がそのまま生計の問題に直結するという認識が強まる中、外国語を学ぼうとする学生は今後さらに増えるだろう」と見通した。
一方で、私教育に対する当局の取り締まりや統制も日常化しているが、その実効性を疑問視する声も出ているという。というのも、取り締まりの主体である当局関係者自身が、自分の子どもに家庭教師を付けているからだ。
こうした状況から私教育はますます拡大し、教え方がうまいと評判の家庭教師には希望者が列をなすほどで、定員を制限した上で、より高額な指導料を取り、かなりの収入を得ているという。
このため、「外国語の実力さえあれば、現在の北朝鮮で最も稼げる高収入の副業は家庭教師だ」という言葉まで出ていると、情報筋は伝えている。








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