北朝鮮で高級中学校(日本の高校に相当)の卒業生たちの召募(徴兵)時期が近づくにつれ、親たちの間に緊張感が広がっている。国営メディアがロシア派兵や戦死者の消息を大々的に伝えた後、「何としても軍隊に行かせない」という動きが拡散しているという。
デイリーNKの咸鏡南道(ハムギョンナムド)の情報筋は13日、「高級中学校の卒業生の進路は、事実上、家庭の背景によって決まる。親たちは、子どもが軍隊で海外作戦に投入されるのではないかと心配し、大学進学など、あらゆる方法で入隊を避けさせようとしている」と語った。
北朝鮮で軍入隊の対象外となるのは①大学進学、②肝炎や結核などの感染症の保菌者である場合、③身体的な障害がある場合――の三つだ。さらに、両親が離婚している場合も、通常は入営対象から外される。家庭での「革命化教育」を十分に受けられなかったと見なされるためだ。
ただし、高級中学校の担任教師や青年同盟の組織が、その学生の道徳性や政治的素養に問題がないと判断すれば、両親が離婚していても入隊しなければならない。
問題は、子どもを大学に進学させる経済的余裕のない家庭では、軍入隊を避ける手段が「親の離婚」しか残されていない点にある。
このため、入隊を控えた子どもを持つ家庭で、偽装離婚を行う事例が増えているという。情報筋は「昨年9月、咸興市沙浦区域で、息子を軍隊に送らないために突然離婚した家庭があった。明らかに徴兵忌避が目的だった」と明かした。
かつては、軍入隊を避けるために虚偽の診断書を提出するケースも少なくなかったが、現在ではこうした方法は通用しないという。
情報筋は「虚偽の診断書を提出すれば、発行した医師まで処罰の対象となるため、医師も協力しない。
北朝鮮住民がこれほどまでに入隊を忌避する背景には、ロシア派兵への強い不安がある。情報筋は「海外派兵で犠牲になった兵士たちの映像や遺影写真を見た後、親たちの不安は一層高まった」と指摘する。
北朝鮮当局は、ロシア派兵部隊の戦功を称え、家族を優遇するため、海外軍事作戦戦闘功勲記念館を設置し、戦死者家族の平壌居住を認めるなど、犠牲を「名誉」として包装する措置を相次いで打ち出している。しかし住民たちは、こうした政策がむしろ派兵への恐怖を増幅させていると見ている。
一方で、入隊と派兵への不安は、経済的余裕のない低所得層の家庭に集中しているとの指摘もある。
権力や経済力を持つ家庭の子どもたちは、大学進学によって入隊を免れたり、入隊後も人脈を動員して比較的安全で楽な部隊に配置されたりすることが可能だからだ。








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