【最新!】2015年冬の定期預金金利情報はこちら!
◆2015年冬のボーナスはどこの銀行に預けるべきか?
メガバンクの18倍の定期預金利息がつく銀行も!
~2015年冬の定期預金金利ランキング~

6月に入り、各銀行で「サマー・キャンペーン」がスタートした。定期預金の金利を通常より高くしたり、預入れをするとプレゼントがもらえるなどさまざまだが、今回は定期預金の金利にスポットを当て「どこの銀行に預ければお得なのか」についてご紹介する。

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低金利下でも金利の受け取り額が10倍以上違ってくる

 預金金利はこの低金利下でもまだ引き下げられる傾向にあり、多くの銀行ではこの1年間に2~3割程度定期預金の金利を引き下げている。たとえば、1年定期(100万円)の金利は都市銀行で0.03%→0.025%、ネット専業銀行のジャパンネット銀行で0.22%→0.16%へと下がっている。

 では実際に、メガバンク(大手3行)の定期預金の金利0.025%だと利息はどれぐらい受け取れるのか?

 100万円を1年間預けた場合、20%の税引き後に利息として受け取れるのは200円。正直多くはない金額である。

 しかし低金利とはいっても、少しでも金利の高い銀行に預けたいと思うのは当然のこと。そこで、同じ銀行でもインターネットバンキングやネット専業銀行、地方銀行のネット支店、さらにはキャンペーン金利を活用することをおススメしたい。場合によってはメガバンク一般的な金利の10倍以上の金利を得ることも可能となる。

 100万円を1年間預けてもメガバンクの場合は前述のとおり200円だが、地方銀行のネット支店なら最大で手取り4000円にもなる。

キャンペーン金利もかならずチェックしよう!

 ネット専業銀行はもともと金利は高めだが、さらにボーナス時期などに金利キャンペーンを行うことが多いので要チェックだ。

 今年の夏もソニー銀行と住信SBIネット銀行がキャンペーンで金利を高くしている。また、地銀のネット支店では短期間ではなく、半年・1年など長期にわたって定期預金を集めるキャンペーンもある(岩手銀行イーハトーヴ支店、福岡銀行ネットワン支店など)。

 これらの高金利の定期預金の中には、常に表示の金利が適用されるわけではなく、新規預入時のみというものもある。

たとえば、みずほ銀行インターネット支店、沖縄銀行インターネット美ら島支店などがそれにあたる。

 この場合、満期後自動継続をした場合は通常の定期預金の金利になるので注意が必要。商品説明欄に「新たに預け入れる場合の金利」などのただし書きがあるので、チェックをしておきたい。

ネット支店、ネット定期は定期預金だけと割り切って使う

 各地方銀行のネット支店の口座開設や使い勝手については、ネット専業銀行にほぼ近いと考えてよい。全国どこからでも口座開設はでき、ATMもゆうちょやコンビニATMが使える。ほとんどの銀行で通帳は発行されず、ネット上で明細を見るスタイルなので、あくまでも定期預金用と割り切って使えばこの点は不便ではない。

 ネット専業銀行の中には大和ネクスト銀行、オリックス銀行のようにキャッシュカードもない銀行がある。この2行は本人名義の別銀行の口座から振り込むことで入出金を行う。ただし、大和ネクストは大和証券に口座を持っていれば大和証券のキャッシュカードを使ってATMで入出金が可能だ。

証券口座を持っているならMMFやMRFもわるくない選択肢だ

 定期預金で1年間預けておくのはちょっと、という場合、証券会社に口座を持っている人にはMRF(マネー・リザーブ・ファンド)がおススメ。株式を売買する際に入金しておく口座の資金はMRFで運用されており、6月7日現在、ダイワMRFは0.072%、日興MRFは0.060%とメガバンクの定期預金より高くなっている。

 同じくMMF(マネー・マネジメント・ファンド)という商品もあり、MHAM MMFは0.098%、ダイワMMFは0.097%と高い利率だが、MMFは1カ月の据置期間があるため、1カ月未満で解約する場合は信託財産留保額を徴収されるので注意が必要だ(MRF、MMFの利率は直近7日間平均利回り年率換算・課税前)。

(取材協力・データ提供/ストック・リサーチ 大和田智美)

*その2は「地銀やネット銀行なら最大10万円やロボット掃除機、宝くじがもらえるキャンペーンも!定期預金はメガバンクに預けるな!(第2弾)」。公開中です!

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