イオンフィナンシャルサービスが発表した2021年2月期の配当予想によると、2021年2月期の予想配当は中間配当(8月)が「11円」、期末配当(2月)が「12円」、合計の年間配当額は「1株あたり23円」となっている。
イオンフィナンシャルサービスの2020年2月期の配当は「1株あたり68円」だったので、前期比で「45円」の大幅減配となる。今回、「減配」を発表したことによって、イオンフィナンシャルサービスの配当利回り(予想)は2.58%となった。
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イオンフィナンシャルサービスは今回、配当予想とともに業績予想も発表しており、2021年2月期の業績予想は前期比で「増収・大幅減益」となっている。この業績予想を受けて、前期比で「減配」の配当予想となった形だ。なお、イオンフィナンシャルサービスは「配当性向30~40%程度の水準を維持すること」を配当方針としているが、2021年2月期の配当性向(予想)は49.6~99.2%となっている。
なお、イオンフィナンシャルサービスが発表した「業績予想および配当予想」や「第1四半期決算短信」を受けて、イオンフィナンシャルサービスの本日(2020年7月10日)の株価は、2日前の発表当日(2020年7月8日)の終値1128円より239円も安い889円(-21.18%)で引けている。
イオンフィナンシャルサービスの過去27期の配当の推移は?■イオンフィナンシャルサービス(8570)の過去27期の配当の推移期年間配当額 期年間配当額――2008/240円1995/21.1円2009/240円1996/22.1円2010/240円1997/22.8円2011/240円1998/23.7円2012/245円1999/24.8円2013/350円2000/27.5円2014/360円2001/212.1円2015/360円2002/215.1円2016/366円2003/216.6円2017/368円2004/220円2018/368円2005/223.3円2019/368円2006/230円2020/268円2007/240円2021/223円(予想)
イオンフィナンシャルサービスは、1994年12月に上場して以来、一度も「減配」をせずに、配当を「維持」もしくは「増配」している"非減配"を継続していた。しかし、2021年2月期の配当予想「1株あたり23円」が予想通りに実施されれば、「連続"非減配"期間」は"25期"でストップすることになる。
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イオンフィナンシャルサービスの年間配当額は、「連続”非減配”」が始まる直前の1995年2月期から2020年2月期までの25年間で、「1株あた1.1円」から「1株あたり68円」まで、61倍以上に増加していた。しかし、今回の減配発表によって、2020年2月期の「1株あたり68円」から「1株あたり23円」まで、66.1%減となり、年間配当額は2005年2月期の水準にまで減少することになる。
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イオンフィナンシャルサービスの2020年7月10日時点の株価(終値)は889円、なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※イオンフィナンシャルサービスの配当利回り(予想)】
株価:889円(2020年7月10日時点)
年間配当額:中間11円+期末12円=23円(2021年2月期・予想)
配当利回り:23円÷889円×100=2.58%
また、参考として配当利回り(実績)も計算しておこう。イオンフィナンシャルサービスの2020年2月期の年間配当額は「1株あたり68円」、2020年2月28日時点の株価(終値)は1568円なので、配当利回り(実績)は以下のようになる。
【※イオンフィナンシャルサービスの配当利回り(実績)】
株価:1568円(2020年2月28日時点)
年間配当額:中間29円+期末39円=68円(2020年2月期・実績)
配当利回り:68円÷1568円×100=4.33%
2021年2月期の配当を前期比で「大幅減配」としたことで、イオンフィナンシャルサービスの配当利回りは2.58%に大幅ダウンした。ちなみに、2020年6月の東証1部の平均利回りは2.15%(配当実施企業のみ)なので、配当利回り(予想)は大幅な減配後でも「やや高め」の水準となっている。なお、イオンフィナンシャルサービスは株主優待を実施していない。
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イオンフィナンシャルサービスは、イオングループにおいてクレジットカードや銀行などの金融サービスを担う総合金融サービス会社。香港、タイ、マレーシアなどアジア10カ国でも事業を展開。2021年2月期(通期)の連結業績予想は、営業収益こそ0.5%増であるものの、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも70~85%減となっている(すべて前期比)。
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