シノケングループ(8909)は、2020年12月期の期末配当で、「1株あたり1円」の”経営目標達成記念配当”を実施すると、2020年11月11日の15時に発表した。これにより、シノケングループの配当利回り(予想)は3.48%⇒3.57%にアップした。
この配当予想が実現すれば"10期連続増配"を達成することになる。

 シノケングループは2020年12月期の配当予想を、中間配当(6月・権利確定済み)が「22.5円」、期末配当(12月)が「18.5円」、合計の年間配当額を「1株あたり41円」に修正すると発表した。なお、中間配当には発表済みの”創業30周年記念配当”「5円」が含まれており、期末配当には今回発表された”経営目標達成記念配当”「1円」が含まれている。

 年間配当額の前回予想は「1株あたり40円」だったので、”経営目標達成記念配当”の実施によって前回予想から「1円」の増配となる。今回の増配発表により、シノケングループの配当利回り(予想)は3.48%⇒3.57%にアップした。

 また、シノケングループの2019年12月期の配当は「1株あたり38円」だったので、前期比では「3円」の増配となる。
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 シノケングループは、2016年11月に公表した「中期業績見通し」で掲げていた経営目標の一つである「自己資本比率40%以上」および「現預金残高が有利子負債を上回る実質無借金経営」を達成したことから、「1株あたり1円」の”経営目標達成記念配当”の実施を決めたとのこと。
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 なお、記念配当の実施のほかに、業績予想の修正(前回予想比で「減収・減益」)などが発表されたことを受けて、シノケングループはの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2020年11月11日)の終値1148円より41円安い1107円(-3.57%)を記録している。
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シノケングループの過去12期の配当の推移は?■シノケングループ(8909)の過去12期の配当の推移期年間配当額 期年間配当額2009/120円2015/127.1円2010/120円2016/1218円2011/121.4円2017/1227.5円2012/121.8円2018/1230円2013/122.1円2019/1238円2014/123.8円2020/1241円
(予想)

 シノケングループは2011年12月期以降、連続増配を継続しており、2020年12月期の予想配当「1株あたり41円」が予想通り実施されれば、”10期連続増配”を達成することになる。ただし、2020年12月期の普通配当は「1株あたり35円」の予想なので、発表済みの”創業30周年記念配当”「5円」と今回発表された”経営目標達成記念配当”「1円」、合計「1株あたり6円」の記念配当がなければ前期比で「減配」となっていた点には注意が必要だろう。
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 また、シノケングループの配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まった2011年12月期から2020年12月期までの9年間で、シノケングループの年間配当額は「1株あたり1.4円」から「1株あたり41円」まで、29.2倍に増加することになる。


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 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、シノケングループの株価は2011年12月の終値49.3円から本日(2020年11月11日)の終値1148円まで、23.2倍に上昇している。

■シノケングループ(8909)の株価チャート/月足・10年

シノケングループの配当利回り、配当+株主優待利回りは?

 シノケングループの2020年11月11日時点の株価(終値)は1148円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※シノケングループの配当利回り】
株価:1148円
年間配当額:中間22.5円+期末18.5円=41円
配当利回り:41円÷1148円×100=3.57%

 シノケングループの配当利回りは3.57%。2020年10月の東証1部の平均利回りは2.10%(配当実施企業のみ)なので、シノケングループの配当利回りは「高め」と言える。
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 また、シノケングループは保有株式数と継続保有期間に応じて「QUOカード」がもらえる株主優待を実施している。なお、基準日が2020年12月末の株主優待では、通常の株主優待に加えて「創業30周年記念株主優待」ももらうことができる。
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■シノケングループの株主優待の詳細 基準日 保有株式数 保有期間 株主優待内容 2020年12月末 100株以上 ー QUOカード1000円分(記念) 500株以上 ー QUOカード1000円分(通常)
QUOカード1000円分(記念) 1000株以上 3年未満 QUOカード2000円分(通常)
QUOカード1000円分(記念) 3年以上
10年未満 QUOカード5000円分(通常)
QUOカード1000円分(記念) 10年以上 QUOカード5000円分(通常)
QUOカード5000円分(記念) ※(通常)…通常時の株主優待 (記念)…創業30周年記念株主優待

 シノケングループの2020年11月11日時点の株価(終値)は1148円、配当利回りは3.57%なので「配当+株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる(※保有期間は3年未満で、「創業30周年記念株主優待」も含めて計算)。

【※シノケングループの配当+株主優待利回り(100株保有時)】
投資金額:100株×1148円=11万4800円
優待品(QUOカード):1000円分
株主優待利回り:1000円÷11万4800円×100=0.87%
配当+株主優待利回り:3.57%+0.87%=4.44%

【※シノケングループの配当+株主優待利回り(500株保有時)】
投資金額:500株×1148円=57万4000円
優待品(QUOカード):2000円分
株主優待利回り:2000円÷57万4000円×100=0.34%
配当+株主優待利回り:3.57%+0.34%=3.92%

【※シノケングループの配当+株主優待利回り(1000株・3年未満保有時)】
投資金額:1000株×1148円=114万8000円
優待品(QUOカード):3000円分
株主優待利回り:3000円÷114万8000円×100=0.26%
配当+株主優待利回り:3.57%+0.26%=3.83%

 シノケングループの「配当+株主優待利回り」は100株保有時で4.44%と高利回りであるうえ、株主優待の内容は個人投資家に人気の「QUOカード」となっている。ただし、2021年12月期以降は「創業30周年記念株主優待」がなくなる点と、通常の株主優待をもらうためには5単元(500株)以上の株式を保有しなければならない点には注意が必要だ。
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 シノケングループは、投資用アパート・マンションの販売と不動産管理が主軸の会社。ゼネコン事業やエネルギー事業なども手掛けている。

2020年12月期(通期)の業績予想は、売上高0.2%増、営業利益9.7%減、経常利益7.9%減、当期純利益0.4%増となっている(すべて前期比)。
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■シノケングループ業種コード市場年間配当額(予想)不動産業8909東証JASDAQ41円株価(終値)単元株数最低投資金額配当利回り(予想)1148円100株11万4800円3.57%※株価などのデータは2020年11月11日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 
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