心房細動(AF)は心臓の左上に位置する「心房」が不規則、かつ小刻みに震えることで生じる不整脈の一種だ。
血液を全身や肺に送り出す心室で生じる「心室細動」とは違い致死的ではないが、心房で停滞、攪拌されて生じた血塊が脳血管を詰まらせることもある。
ただしAF患者の死因では、脳卒中よりも心不全やがん、肺炎が多い。AF関連死にはさまざまな不調が複合的に影響すると考えるべきで「薬を飲んでいるから大丈夫」ではない。
英国の研究グループはAFの診断歴がある地域住民、2万3758例を対象にAFの全死亡を減らす要因を調べている。登録時の平均年齢は62歳、女性は33%、血圧の平均値は145/83mmHg、HbA1cは平均5.7%、LDLコレステロール値は平均128mg/dLだった。
参加者は心臓の健康度を判定する「Life’s Essential(LE)8」で評価され、その後10年間の全死亡と心血管疾患(CV)による入院との関連が解析された。LE8は喫煙歴、体格指数、身体活動量、睡眠、食生活、non-HDLコレステロール、血圧、HbA1cの8項目を指標としたスコアで、たとえば食事は健康に悪いとされる加工肉や赤身肉の比率、食塩摂取量などで評価される。それぞれの項目での好得点は、心臓の健康が良好という評価になる。
さて、調査の結果をみると、10年間の追跡中19%がさまざまな理由で死亡、また24%がCVで入院した。LE8との関連では、LE8が良好なほど全死亡の顕著な低下を認めた。特にLE8最良集団の死亡リスクは、なんとLE8最低集団の半分に抑制された。影響が強かったのは「健康的な食事」と「禁煙」「良好な血圧」で、食事の改善効果は最大6.6%の死亡リスク減少が期待でき、禁煙は同6.4%、血圧コントロールは4.3%の寄与度だった。
一方、CV入院でも「健康的な食事」がリスク低減に最も強く寄与し、次いで「良好な血圧」、そして「適切な体格指数」が続いた。AF患者が全死亡リスクとCV入院リスクを減らすには、食生活の改善が何よりも効く。
AFと診断されたときは薬の服用を検討するよりも先に、食事・栄養指導を受けたほうがよさそうだ。
(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

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