~ゲーム由来の技術が累計1,300万超モビリティに搭載~

 株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見 正雄、以下 「CRI」)は、車両向けデジタルメーター映像ソリューション「CRI Glassco®」が量産開始から半年で累計100万ライセンスを突破したことをお知らせいたします。音と映像の両面から、累計1,300万以上のライセンスをモビリティに提供するCRIが、世界の車両とデジタルメーターの未来を支えていきます。



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■国内主要メーカーの二輪車が導入し100万ライセンスを突破、インドを皮切りに海外へ

 当社のモビリティ向けソリューション「CRIWARE® for Mobility」は2024年3月末時点で累計1,300万ライセンス以上が量産車両に搭載されました。これは速度計などを表示するデジタルメーターを制御する映像ソフトウェアCRI Glasscoが累計100万ライセンス、車内サウンドを制御するCRI ADX® Automotiveが累計1,200万ライセンス、量産車両に搭載されたことによります。特にCRI Glassco は2024年10月から半年間で100万ライセンスを突破し、本格的な量産開始となった前四半期に比べ約2倍と大きく躍進しました。これはデジタルメーター化が進む二輪車向けに、国内主要メーカーがCRI Glasscoを導入したことによります。
 CRIWARE for Mobilityは、当社2028年度(2027年10月~翌年9月)には、全世界のモビリティに向けて年間1,500万ライセンス以上の搭載を目指しています。2025年4月に発表した※インド現地メーカー向けの展開のほか、デジタルメーター化が進む二輪車市場を中心に世界の地域に合わせた機能拡充を行い、販路拡大を進めてまいります。
(※ https://www.cri-mw.co.jp/news/newsrelease/17220/


■SDV サミットにて未来の車と人をつなぐHMI 開発について登壇

 CRIは5 月から横浜、名古屋にて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025」に出展します。この展示会ではCRIWARE for Mobility 全般に関してのデモのほか、関係各社との連携により展開中のさまざまな取り組みを紹介します。また車載オーディオ向けの音響ソリューションを提案します。
 さらに6 月に開催される業界関係者向けのカンファレンス「ソフトウェア・ディファインド・ビークル・サミット 2025 (SDV サミット2025)」に登壇します。ここでは、現在参画中のSDVのAPI 策定を目指す産学共創プロジェクト「Open SDV Initiative」が3 月末に公開したAPI 仕様と、CRIがリーダーを務めているHMI ワーキンググループの提言を題材に、今後の車両向けHMI 開発のポイントと思考法について解説します。

 これからもCRIは、モビリティ業界での活動の幅を広げるとともに、培ってきた音と映像の技術で業界全体の発展に貢献していきます。
そして「音と映像で社会を豊かに」という理念の下、世の中に驚きと楽しさ、感動を届けるお手伝いをしてまいります。

【出展】人とくるまのテクノロジー展 2025 https://aee.expo-info.jsae.or.jp/

 [出展内容]

「CRI Glassco」×「CRI ADX Automotive」で実現する音と映像の統合コックピットとUnity で製作されたドライブシミュレーターを組み合わせた次世代ドライブ体験デモ
各市場向けに提案するマイコンでのCRI Glassco 体験デモ
Open SDV Initiative での取り組みの紹介
車載オーディオ向け音響ソリューション紹介と体験デモ(別会場にて視聴室設置)

 [イベント概要]
  【横浜】
   日時:2025 年5 月21 日(水)~23 日(金)10:00~18:00(23 日のみ9:00~16:00)
   会場:パシフィコ横浜 展示ホール・ノース ブース番号:272
  【名古屋】
   日時:2025 年7 月16 日(水)~18 日(金)10:00~17:00
   会場:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場) ブース番号:103

【登壇】SDV サミット2025 https://academy.impress.co.jp/event/sdv_2025/

 【登壇概要】
  タイトル:感情駆動設計でヒトと響き合うモビリティ体験を
  登壇者:モビリティ事業部 副部長 近藤 文仁
  日時:2025 年6 月5 日(木)16:20~16:45
  会場:JP タワー ホール&カンファレンス

■CRIWARE for Mobility について

 CRIWARE(シーアールアイウェア)は、私たちCRIが提供する技術やミドルウェア製品、サービスを総称する名称です。リアルタイム処理を強みとする当社の技術は主にゲーム領域で広がり、今やゲーム以外の組込みやクラウドサービスにも活用が広がっています。
 これらの技術をモビリティ向けに拡張した技術の総称をCRIWARE for Mobilityと呼び、世界のモビリティに向けて音と映像の技術を提供しています。黎明期のゲーム開発者から認められた「ロースペックな機器上でも音や映像をタイムラグなく扱う技術」が、サイズやスペック、コストに制限のある二輪車や大衆車向けにも、美しく高機能なデジタルメーターを実現します。

■株式会社CRI・ミドルウェアについて

 「音と映像で社会を豊かに」を企業理念として、主に音声・映像関連の研究開発を行い、その成果をミドルウェア製品ブランド「CRIWARE(シーアールアイウェア)」として、ゲーム分野や組込み分野を中心にさまざまな分野に展開しています。CRIは、「CRIWARE」を通じて、ユーザビリティ向上、クオリティ向上のための技術やソリューションを提供し、開発者の課題解決をサポートするとともに、エンドユーザーのユーザビリティ向上をサポートしてまいります。

【会社概要】
社名:株式会社CRI・ミドルウェア(CRI Middleware Co., Ltd.)
本社所在地:東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー11階
代表取締役社長:押見 正雄
事業内容:音声・映像等に関する研究開発、ミドルウェア製品の販売・サポート、および関連する受託開発
設立: 2001年8月1日
HP:https://www.cri-mw.co.jp/

※「CRI」、「CRIWARE」、「ADX」「CRI Glassco」およびCRIWAREロゴは、日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ライセンスとは車両台数に関わらず、搭載されているCRIWARE for Mobility製品の総数を示します。


本件に関するお問合わせ先
株式会社CRI・ミドルウェア 広報担当
Webフォーム(広報問い合わせ):https://www.cri-mw.co.jp/contact/prir.html

関連リンク
人とくるまのテクノロジー展 2025
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/
SDV サミット2025
https://academy.impress.co.jp/event/sdv_2025/
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