日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、世界ステンレス協会(worldstainless※1)の2025 年インダストリー・アワード(Stainless Steel Industry Award)において、「サステナビリティ賞(Sustainability Award)」金賞および「市場開発賞(Market Development Award)」銀賞をダブル受賞しました。
インダストリー・アワードは、ステンレス鋼の新規用途への適用、製造技術、安全性向上、サステナビリティにおいて優れた事例を表彰するもので、「市場開発(Market Development)」「技術(Technology)」「安全(Safety)」「サステナビリティ(Sustainability)」の4部門から構成されています。
今回、サステナビリティ部門で金賞を受賞した「一般貨物船「東進丸」のカーゴホールドへの二相ステンレス鋼の適用」案件では、耐食性と耐摩耗性に優れる二相ステンレス鋼NSSC2120®を適用することで、メンテナンス負荷を軽減し労働力不足へのソリューションを提供したほか、レアメタル添加を抑えた素材を使用することで環境への負荷を軽減しました。
また、市場開発部門で銀賞を受賞した「阿蘇立野ダム放流設備ライニングへの二相ステンレス鋼の適用」案件では、摩耗と腐食が同時に進行する厳しい環境にある流水型ダムの放流設備のライニングに、高強度かつ耐食性に優れた素材である二相ステンレス鋼NSSC2120 を適用することでダムの長寿命化を可能としています。今後各地で建設が予定される流水型ダムへの展開が期待されています。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/84/110037/350_452_20250519130550682aae1e8f4f3.jpg
(左:ステンレス事業部長 境 洋介、右:worldstainless 事務局長 Tim Collins)
※1:世界ステンレス協会は、1996 年に国際ステンレス鋼フォーラム(ISSF)として設立されたステンレス鋼産業に関する国際的な非営利団体であり(2022 年に現名称に変更)、世界の主要なステンレス鋼メーカーや関係団体など48 の会員が加盟し、ステンレス鋼産業の発展とステンレス鋼の普及に取り組んでいます。
【受賞案件概要(敬称略)】
「一般貨物船「東進丸」のカーゴホールドへの二相ステンレス鋼の適用」
船 名 : 東進丸
船 主 : トピー海運株式会社
造船会社 : 矢野造船株式会社
適用船 : 499 総トン(G/T)一般貨物船
使用鋼材 : NSSC2120(21%Cr-2%Ni-N)ステンレス厚板
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/84/110037/400_266_20250519130600682aae28548c5.jpg
「阿蘇立野ダム放流設備ライニングへの二相ステンレス鋼の適用」
発注者 : 国土交通省 九州地方整備局
工事名 : 立野ダム水位低下用放流設備工事
受注者 : IHI インフラ建設、豊国工業株式会社
使用鋼材 : NSSC2120(21%Cr-2%Ni-N)ステンレス厚板
[画像3]https://digitalpr.jp/simg/84/110037/400_285_20250519130612682aae344e028.jpg
(参考)世界ステンレス協会(worldstainless)
https://worldstainless.org/media/press-releases/stainless-steel-industry-awards-2025-the-winners/
日本製鉄は、これからも常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した、優れた商品の提供を通じて社会の発展に貢献して参ります。
以 上
お問い合わせ : https://www.nipponsteel.com/contact/
[画像4]https://digitalpr.jp/simg/84/110037/400_60_20250519130521682aae01b3c99.JPG
インダストリー・アワードは、ステンレス鋼の新規用途への適用、製造技術、安全性向上、サステナビリティにおいて優れた事例を表彰するもので、「市場開発(Market Development)」「技術(Technology)」「安全(Safety)」「サステナビリティ(Sustainability)」の4部門から構成されています。
今回、サステナビリティ部門で金賞を受賞した「一般貨物船「東進丸」のカーゴホールドへの二相ステンレス鋼の適用」案件では、耐食性と耐摩耗性に優れる二相ステンレス鋼NSSC2120®を適用することで、メンテナンス負荷を軽減し労働力不足へのソリューションを提供したほか、レアメタル添加を抑えた素材を使用することで環境への負荷を軽減しました。
また、市場開発部門で銀賞を受賞した「阿蘇立野ダム放流設備ライニングへの二相ステンレス鋼の適用」案件では、摩耗と腐食が同時に進行する厳しい環境にある流水型ダムの放流設備のライニングに、高強度かつ耐食性に優れた素材である二相ステンレス鋼NSSC2120 を適用することでダムの長寿命化を可能としています。今後各地で建設が予定される流水型ダムへの展開が期待されています。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/84/110037/350_452_20250519130550682aae1e8f4f3.jpg
(左:ステンレス事業部長 境 洋介、右:worldstainless 事務局長 Tim Collins)
※1:世界ステンレス協会は、1996 年に国際ステンレス鋼フォーラム(ISSF)として設立されたステンレス鋼産業に関する国際的な非営利団体であり(2022 年に現名称に変更)、世界の主要なステンレス鋼メーカーや関係団体など48 の会員が加盟し、ステンレス鋼産業の発展とステンレス鋼の普及に取り組んでいます。
【受賞案件概要(敬称略)】
「一般貨物船「東進丸」のカーゴホールドへの二相ステンレス鋼の適用」
船 名 : 東進丸
船 主 : トピー海運株式会社
造船会社 : 矢野造船株式会社
適用船 : 499 総トン(G/T)一般貨物船
使用鋼材 : NSSC2120(21%Cr-2%Ni-N)ステンレス厚板
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/84/110037/400_266_20250519130600682aae28548c5.jpg
「阿蘇立野ダム放流設備ライニングへの二相ステンレス鋼の適用」
発注者 : 国土交通省 九州地方整備局
工事名 : 立野ダム水位低下用放流設備工事
受注者 : IHI インフラ建設、豊国工業株式会社
使用鋼材 : NSSC2120(21%Cr-2%Ni-N)ステンレス厚板
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(参考)世界ステンレス協会(worldstainless)
https://worldstainless.org/media/press-releases/stainless-steel-industry-awards-2025-the-winners/
日本製鉄は、これからも常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した、優れた商品の提供を通じて社会の発展に貢献して参ります。
以 上
お問い合わせ : https://www.nipponsteel.com/contact/
[画像4]https://digitalpr.jp/simg/84/110037/400_60_20250519130521682aae01b3c99.JPG
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